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日別アーカイブ: 2016年2月24日

太ももの静脈マッサージ

太ももの内側には、膝下から続き、鼠径部(そけいぶ)、

内臓へと入る大伏在静脈が通っています。

 
大伏在静脈は、鼠径部で脚の深部を通る

大腿静脈と合流して、腹部に入ります。

 
この大腿静脈は、腸や子宮の血管ともつながっています。
その為、きつい下着やコルセットなどで太ももを締め付けたり、

座り仕事などで鼠径部が圧迫されてうっ血したり、

薄着で冷やされたりして血流が滞ると、

そのまま婦人科系や内臓系の不調に

つながる可能性もあります。

 
太ももの内側の静脈をしっかり流して不調を予防しましょう。

 
大伏在静脈はふくらはぎの場合と同じように、

太ももの外側に向かって、

本流から何本もの支流が流れています。

 
本流から遠い太ももの外側は血流が滞りやすく、

冷えやすくなっています。
支流の流れに沿って血流を集めて、

本流に流しこんで血行を促進しましょう。

 
⑴太ももの外側をつかみ、指5本の腹を使って

外側から前側を通って内側へ、

斜め上方に向かってマッサージする。
膝の上あたりから始めて左右5回ずつ行う。

 
⑵膝の内側、骨のでっぱりの上あたりに

両手の親指を当て、両手で太ももをつかみこみます。
親指は立てずに寝かせ、広い面積を使って

太ももの付け根にある鼠径部に向かって

真っ直ぐに押し上げて流します。