-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
太ももの内側には、膝下から続き、鼠径部(そけいぶ)、
内臓へと入る大伏在静脈が通っています。
大伏在静脈は、鼠径部で脚の深部を通る
大腿静脈と合流して、腹部に入ります。
この大腿静脈は、腸や子宮の血管ともつながっています。
その為、きつい下着やコルセットなどで太ももを締め付けたり、
座り仕事などで鼠径部が圧迫されてうっ血したり、
薄着で冷やされたりして血流が滞ると、
そのまま婦人科系や内臓系の不調に
つながる可能性もあります。
太ももの内側の静脈をしっかり流して不調を予防しましょう。
大伏在静脈はふくらはぎの場合と同じように、
太ももの外側に向かって、
本流から何本もの支流が流れています。
本流から遠い太ももの外側は血流が滞りやすく、
冷えやすくなっています。
支流の流れに沿って血流を集めて、
本流に流しこんで血行を促進しましょう。
⑴太ももの外側をつかみ、指5本の腹を使って
外側から前側を通って内側へ、
斜め上方に向かってマッサージする。
膝の上あたりから始めて左右5回ずつ行う。
⑵膝の内側、骨のでっぱりの上あたりに
両手の親指を当て、両手で太ももをつかみこみます。
親指は立てずに寝かせ、広い面積を使って
太ももの付け根にある鼠径部に向かって
真っ直ぐに押し上げて流します。