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日別アーカイブ: 2015年10月29日

ランニングで膝が痛い

良い季節になったし、

普段の運動不足解消のためにも、

ちょっと走ってみようかな?

 
そんな初心者ランナーのほとんどが走り始めて、

先ず遭遇するのが「膝の痛み」です。

 
そのほかにも、脛(すね)が痛くなる、

ふくらはぎがつる、マメが出来る、股関節がダルい、

腰が痛い、肩が凝る…などなど

 
健康のために始めたランニングがかえって、

身体の故障を引き起こす原因になってしまう…

なんてことにならないように

その原因と対策を考えていきたいと思います。

 

 

で、先ずは「膝痛」から。
膝が痛くなる原因としては、大きく分けて2つ。

 
まずは、筋力の問題です。

 
普段、クルマや電車、バスなどを利用して移動し、

1日に続けて歩くのがせいぜい10分程度という状況で

いきなりランニングを始める人も多いと思いますが、

そんな方にとっては、3km程度のランでも

脚にはかなり大きな負荷がかかっています。

 
平日に1日1kmも歩かないのに、

休日にいきなりその3倍以上を走れば、

太腿やふくらはぎの筋肉は疲労して硬くなります。

 
すると膝のお皿の骨とつながる部分が引っ張られて、

膝の痛みになります。

 
特にお皿の上・下。
大腿直筋の部分と膝蓋靭帯の部分です。

 
痛くなれば、まずは硬くなった筋肉を緩め、

そして炎症を鎮める必要があります。

 

 

しかし、まずはそのランを見直す必要があります。

 
いきなり走るのでは無く、歩くことから始めましょう。
ゆっくりと正しいフォームで歩く。
少しづつ距離を伸ばし、

歩くからジョギングに以降して、

それからランニングです。

 
「歩く」と「走る」は、重心移動が根本的に違います。
歩く場合は必ずどちらの足が地面に接地しています。
走る場合は、速くなるほど両足とも接地していない時間が長くなります。
それだけ、接地時の下肢への負担が増えるわけです。

 

 

体重も関係します。
膝に不安のある方は、

まずは体重の負荷が少ないプールなどで
練習して筋力をつけるとか、サポーターや、
膝の周りをしっかりと支持してくれるウェアなどを

着用することをお勧めします。

 

 

次回は走り方について…です。