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湿気(湿度)は私たちの体調や、
生活における快適さに影響を及ぼします。
東洋医学では、人体に影響を及ぼす
湿気(湿邪)を大きく2つに分けて考えています。
⑴外湿(がいしつ)
⑵内湿(ないしつ)
外湿とは身体の外側、つまり大気中の湿気(湿度)のことを指します。
空気中の湿度が高いと人体にさまざまな影響を及ぼします。
内湿とは、体内の湿気(水分)。
水分の「量」だけで無く、その「質」も関係します。
体内の水分代謝の異常や低下によって
蓄積された余分な水…のことです。
「水毒」とも呼ばれます。
この外湿と内湿はお互いに無関係では無く、
空気中の高い湿度が内湿体質の方に影響を与えます。
大気中の湿度は、エアコンなどで調整するとして
(環境要因については次回に…。)、
まずは内湿=体内の水分代謝の改善について説明していきます。
体内の水の流れをよくする方法は、これも大きく分けて2つあります。
⑴水分量の調整
⑵水分の質の選択
水分量の調整は、取り入れる量(飲む、食べる)と、
排出する量(汗、オシッコ、ウンチ)のバランスのこと。
水分の質の選択とは、どんな水が身体にとって
負担の少ない優しいものか?ということです。
詳しくは、次回に続きます。