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乳酸菌と同じく食物繊維も
腸内環境の改善には欠かせない存在です。
食物繊維は、消化管の酵素量を増やして働きを活発にしたり、
大腸で便を軟らかくして「かさ」を増して蠕動運動を促し、
便を速やかに移動する効果があります。
即ち、腸内を常にクリーンな状態に保ってくれるのです。
食物繊維は穀類や野菜、豆類などに多く含まれています。
また、食物繊維には水に溶けずに、
水分を吸収して膨れる性質を持つ不溶性と、
食べた食品の水分を抱き込んでゲル化する
水溶性の2種類があります。
特に便秘の予防、改善に働くのが不溶性繊維で、
穀類や豆類、野菜などに多く含まれるのは、
このタイプに当たります。
具体的には、先ず豆類では
グリーンピース、小豆、アーモンド。
アーモンドは、ビタミンEやビタミンB2も豊富です。
そして、大豆。
大豆そのままだけで無く、搾りかすの「おから」や、
炒り大豆の皮を挽いた「きな粉」も。
同じ大豆製品でも、豆腐や豆乳は
「皮」が無いので、含有量は少なくなります。
あとは、干し椎茸や干し柿、
切り干し大根などの天日干しした食材。
以外なところでは、ポップコーン。
トウモロコシそのものなので、
当然と言えば当然なんですが…。
ニンジンやセロリ、ごぼうなどの野菜類は、
調理法などの工夫しだいで、
どれだけ「かさ」を減らして「量」を食べれるか?
が課題になると思います。