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近年問題となっている、オゾン層の破壊や
気候温暖化による…と言われる異常気象。
「外因」である気象変化は、
今年も「三寒四温」とは言い難い、
あまり優しく無い「季節の移り変わり」を呈しています。
また人間の側から言えば、
整った住環境で、一年中エアコン等で管理され、
またヒートテックなどに代表される衣類の発達によって、
却って人間本来の持つ気象環境に順応し、
対応する能力そのものが低下してしまっています。
その結果、気候の変化そのものよりも、
気圧や湿度、温度差などによるアレルギー症状や、
頭痛、冷え性などのいわゆる
「自律神経」の失調が原因とされる症状が、
顕著になっています。
また、過度な感情の変化に起因する「内因」においても、
怒りや悲しみをストレートに表現したことにより、臓腑を痛める…というよりも
逆に、上手に表現出来ずに我慢したり、
溜め込んだり、いつまでも囚われている為に、
本当の自分の気持ちが解らなくなってしまったり…。
また、社会的要因による過度なストレスに長期間晒された為に、
いろいろな事柄に過剰に反応してしまったり…。
心身症やうつ病など、
その様相は複雑なものになっています。
そのほとんどに関連するのが、
「自律神経」の失調という問題です。
現代人にとって快適に、健康に過ごす為のポイントは、
如何に「自律神経」を整えるかに掛っている
と言っても過言ではない…と思います。