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師走に入った途端に、昨晩あたりから
一気に気温が下がってきました。
冷たい木枯らしが吹き荒び、
街路樹の枝を揺すります。
私たちの目を楽しませてくれた紅葉も、
その殆どが落ち葉へと変容してしまいました。
先日から、「寒暖差」と「自律神経」について書いてきましたが、
ある方からピッタリのプレゼントを頂戴しましたので、
ご紹介させて頂きます。
それは、「ブレイクタイム」という名前の
ブレンドエッセンシャルオイル。
つまり、アロマなどで使う香油(精油)です。
施術所に「芳香」で癒しの空間を持たれては如何ですか?
ということで、わざわざ選んで送って下さったものです。
皆さんもご存知のように、良い香りを嗅ぐと
反射的にリラックスして安らぐことが出来ます。
それは、「嗅覚」が他の視覚や聴覚などと違い
本能にダイレクトに作用するからです。
どういうことかと言うと、
香りを嗅ぐと先ず、鼻の粘膜を刺激します。
それが電気信号に置き換えられて、脳に伝わります。
先ず最初に、快、不快などの情動に関する
古い脳の「大脳辺縁系」に伝わり、
そして少し遅れて「大脳皮質」の嗅覚野に伝わり
「におい」として認識します。
例えばバラの香りを嗅いだ時、
「良い香りだな。」と感じるのが、大脳辺縁系。
「これバラの香りだ。」と認識するのが大脳皮質です。
また、大脳辺縁系は自律神経系を司る
「視床下部」に連携しています。
つまり、
香りを嗅ぐ→嗅覚から大脳辺縁系→視床下部⇒自律神経を調える。
そして、
心地よい香り→大脳辺縁系(情動系)
⇒過去の楽しい記憶に結びつく=記憶と情動と五感を刺激。
ちょっとややこしい説明になりましたが、
とにかく良い香り(直感的に好きな香り)は、
脳が本能的に「気持ちいい。」と反応して自律神経を調えてくれる…
という訳です。
そこで早速、当施術所でも「ブレイクタイム」を使ってみました。
綿花に1〜2滴染み込ませて、
患者さんからは目立たない場所を選んで
3ヶ所ほどに置いています。
それだけでも、ほのかな良い香りが施術所内に拡がります。
気付くか気付かないかの本当に自然な香りです。
杏林堂に来られたら、なんと無く感じてみて下さい。
きっとリラックス出来ると思います。
まぁ、何より私自身が一番リラックスしていますが…。
※M様、本当に有難うございました。