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温暖差アレルギーは、
気温の急激な変化に対応出来ずに、
自律神経が乱れてしまう為に起こります。
その為、その予防法は、
ずばり温度差を少なくすること…になります。
つまり、
・こまめに衣類の着脱をする。
・空調などで、室内外の気温差を出来るだけ少なくする。
・マスクをして鼻の粘膜を暖めつつ、潤す。
などです。
しかしここでは、対応出来ていない
その「温度差」を逆に活用して、
日頃から自律神経を「鍛えていこう」という方法をご紹介します。
それが、温冷浴(温冷交代浴)です。
温冷浴はまず、毛細血管の収縮に役立ちます。
温まって拡がった血管を冷たい水で収縮させることにより、
熱を逃すことなく閉じ込めて、保温効果が長続きします。
そして、温→冷を繰り返すことで、
血管を拡げたり、縮めたりさせて、全身の血流を促します。
また、
毛細血管の拡張→交感神経を刺激、
毛細血管の収縮→副交感神経を刺激、
というように、強制的に「鍛える」ことにより
自律神経の乱れを調える効果が期待できます。
温冷浴には色々なやり方がありますが、
次に簡単な方法を2つ紹介します。
①初めに40°c前後のお湯に3分ほど浸かる。
(熱めの半身浴でもOKです。)
次に1分、冷水に手足をつける。
(手足に冷水シャワーでもOKです。)
※お湯と水の温度差は、30°くらいが理想的です。
これを3〜4回繰り返し、最後は水で終わる。
②初めに冷水シャワーを1分ほど浴びる。
次に40°c前後の熱めのシャワーを1分。
これを3〜4回繰り返し、やはり最後は水で終わります。
本来、水で始まって水で終わるのが良いとさせていますが、
寒い冬場は①のほうが良いでしょう。
※高血圧や心臓疾患、体調不良等がある場合は無理をせずに。
※温度差は少しずつ、慣らしていきましょう。(まずはぬるま湯から)
※最初は体調の良い時に試してみましょう。