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日別アーカイブ: 2014年11月8日

ヒラメ筋と前脛骨筋

ヒラメ筋は、「ふくらはぎ」の深部にある筋肉です。

 
歩くときに、最後に地面を蹴って押し出したり、

階段を上がるときに、身体を持ち上げるときなどに使われます。

 
この筋肉が衰えてくると、歩いているときに、

「膝の裏」が痛くなってくることが有ります。

 
これは、他のふくらはぎの筋肉である

「腓腹筋(ひふくきん)」などが、

 

弱ったヒラメ筋のサポートに回って、

過度の負担を強いられる為です。

 
ヒラメ筋は、その9割が「遅筋」で構成されています。
いわば、遅筋の代表格。

 
また、ふくらはぎは、「第二の心臓」とも呼ばれて、

血液循環に大きな役割を果たしています。
下肢静脈瘤などにも、ある程度関連しています。

 
最近、「ふくらはぎマッサージ」などで、

ふくらはぎを柔らかくすれば、

健康に良い。と盛んに言われています。
しかし、筋肉がフニャフニャの状態で

柔らかくても、意味が有りません。

 
ここは、しっかり鍛えた上でストレッチをしていきましょう。

左図  筋トレ

両足を肩幅の広さに開き

大きくつま先立ちで、3秒間キープ。

これを5回繰り返す。

 

右図  ストレッチ

正座の姿勢で、片脚の膝を立てる。

立てた膝に両手を置き重心を前方にかける。

 

 

※対になる筋肉……前脛骨筋。

前脛骨筋  ストレッチ

1.正座をして、両手を身体の後方

10cmくらいの床につける。

2.そのまま、ゆっくりと両膝を持ち上げる。

すねの部分が、伸びているのを意識する。