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日別アーカイブ: 2014年11月6日

内転筋と大腿筋膜張筋

脚を内側に引き寄せるときに、働くのが内転筋です。

 
片足で立ったときに、骨盤をしっかり安定させて、

グラグラしないのも、この筋肉のおかげです。

 
太ももの内側にある大きな筋肉で、

弱ってくると骨盤が不安定になり、

膝に負担が掛かりやすくなります。

 
また、姿勢が崩れることによって

歩きにくくなったりします。
無意識に歩いているときに、

チョコチョコと歩幅が狭くなっている人は、

内転筋が衰えているのかもしれません。

 
また、40代以降、内股の筋肉が

タルんだ感じで脚が細くなって、

いわゆる「ガニ股」になって来たという場合も、

内転筋が衰えてきた証拠です。

 
将来、いくつになっても杖に頼らずに歩けるかどうかは、

この筋肉にかかっている…と言っても過言では有りません。
しっかり鍛えていきましょう。

左図  筋トレ

両脚の膝頭の間にクッションを挟んで立つ。

両側からクッションを押す。

*内またにならないよう注意する。

 

右図  ストレッチ

あぐらをかいて座る。

両足の裏を合わせて、上半身を前傾させ、

両手でつま先を持つ。

できるだけ踵を、おしりに近付ける。

 

※対になる筋肉……大腿筋膜張筋。

大腿筋膜張筋   ストレッチ

仰向けになり膝を立てる。片方の足を反対側の膝の上に乗せる。

両手は立てたほうの脚の付け根に。

立てた膝を身体の内側に向かって倒していく。

太ももの外側が伸びている感覚。