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家族が毎日食事をしたり、眠ったりする同じスペースに、
仏壇や位牌といった祖先を祀る「祭壇」が在る。という所は、
世界的には、非常に珍しいようです。
日常の生活の中に、もう既に亡くなった方々が、居宅に存在する。
外国の方から見ると、「とても素晴らしいシステムだ。」と感じられるようです。
よく、一番身近なご先祖様は自分達の両親である。と言われたりします。
私達は、親や祖先からいろいろなものを受け継いで生きています。
苗字や、家や土地や財産。
仕事であったり、家柄や身分だったり。
長男、養子、嫁ぎ先。
事情はさまざまです。
でも、誰でもが確実に受け継いでいるものが有ります。
それは、DNA、遺伝子です。
先人が、生きてきた証し。
記憶としての情報が、
全ての人の肉体に脈々と流れています。
そういった意味では、
自分自身の肉体が最も身近なご先祖様。
と言えなくは無いと思います。
自分自身の身体の発する「声」に耳を傾けること。
自分自身の身体を大切に生きること。
それが、最も身近な先祖供養に繋がるのでは…。
くれぐれも「御身大切に。」