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気圧と自律神経の関係は、
・お天気の良い日→高気圧=空気中の酸素濃度が高い
→活動モードに→交感神経が優位に働く。
・お天気の悪い日→低気圧=空気中の酸素濃度が低い
→お休みモードに→副交感神経が優位に働く。
もの凄く大雑把に説明すると、こんな感じになります。
そして、私たちは様々なセンサーを駆使して、
この気圧の変化を感知します。
・呼吸から「酸素濃度が薄い。」
・目から「光が少ない。(暗い)」
・内耳にかかる圧力の変化から「気圧が低下した。」
その結果、脳が「今は、活動には適さない環境だ。」と判断し、
副交感神経優位の指令を出します。
副交感神経優位になると、
身体は「休息とエネルギー蓄積モード」に切り替って行きます。
・血圧、血糖、心拍の低下。
・疲労感が増し、意欲低下。
・分泌、排泄機能の低下。
・食欲増加、消化吸収促進。
・心身のリラックス
「外は暗いし、空気は薄いし、今は無理に動かずにじっとしてた方が良いよ。」
的な、感じになります。
その為、低気圧になると、
だるい、眠い、疲れる。という症状が出やすくなる訳です。
何も「低気圧」が問題なわけでは無く、
急激な気圧の低下、またはその最中が症状を引き起こす原因になります。
台風接近時のように急激に気圧が低下すると、
自律神経の行き過ぎた調整が行われて、
それが身体の不調に繋がるという訳です。
続く。