オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2014年5月26日

ストレッチのコツ(骨)

プロ野球も、交流戦が始まりました。

今年は、鯉のぼりの時期が過ぎても、

好調さを維持していた広島カープですが、

ちょっとおかしく?なって来ています。

(我がタイガースは、戦前の予想に比べれば、まあまあなんですが。)

 
好調なチームに取って1番怖いのが、主力選手の故障です。
怪我の予防の為にも、運動前後のストレッチは欠かせません。
では、有効なストレッチの方法とは?

 
ストレッチは、何の為に行うのでしょうか?

もちろん、硬く縮んでしまった筋肉の緊張を取り、緩める為です。

ですから、ストレッチをする際には、その伸ばすべき筋肉を意識して最も効果のある姿勢で、

反動を使わずに静かに呼吸を保ちながら行うのが良い。とされています。
ここまでは、どなたでもご存知のことと思います。
これにもう一つプラスすると、パフォーマンスが格段にアップします。

 
その方法は、骨(ほね)を意識することです。

正確には、関節を明確にイメージする…。です。
全ての筋肉は、最低一つ以上の関節をまたいで付いています。
ですから、筋肉を動かすという事は、関節を動かす。

という事に他ありません。逆もまた同じです。
筋肉を収縮、弛緩させる際に関節を意識することは、理にかなっています。

 
実際に動かす関節だけで無く、

全身の一つ一つの関節を意識するとより有効です。

 
どういう事かと言うと、例えば、前屈して床に手を着こうとする時に、

太ももの後ろ側の筋肉をストレッチする訳ですが、

その際、骨盤から、大腿骨、下腿骨などの関節を意識するだけで無く、

足の指先から始まってずっと背骨から、肩甲骨、鎖骨、上肢の骨、頭蓋骨までをイメージする.

 

 

しかも、解剖の本か骨格模型を思い浮かべるくらい有りありとしたイメージで。
そんな面倒くさいこと、無理。    何て思わずに。

慣れれば、「一瞬」で出来ます。
良かったら試してみて下さい。
確実に良く曲がります。

 
この方法を「無意識を意識に上げる。」と呼び

、潜在意識にアプローチをしている訳です。
普段、無意識下にある骨や、関節の動き。

といったものを、明確に意識に上げる。
そのことによってパフォーマンスを向上為せている訳です。

 
「無意識を意識に上げる。」
これは、治療にも応用することが出来ます。
以上、「ストレッチの骨(コツ)」でした。