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最近、天気予報では「晴れ」なのに
すっきりとした青空にお目にかかった事が有りません。
曇り空のように何と無く白っぽく、空気もあまりきれいだとは言えません。
PM2.5なのか、黄砂なのか、どちらにしても有難くもない贈り物です。
花粉のシーズンもピークを過ぎてヒノキの飛散も
そろそろ終わろうかと言うこの時期になっても、
却って鼻炎や喘息、目が痒いといった
アレルギー症状を訴える患者さんが多い様に思います。
実際、気管支喘息の患者さんの数は年々、増えています。
以前のブログでも書きましたが、アレルギーとは、原因物質が体内に侵入して、
それに抵抗する抗体が作られ、その際に、化学物質が放出される事により、
身体に不都合な症状が出てしまっている状態を言います。
つまり、アレルギー=防御作用。
アレルギー=免疫作用とも言えます。
免疫は「病気から身を守る生体防御の仕組み」と定義されていますが、
その仕組みの一端を担う白血球(免疫細胞)のじつに70%が小腸の内壁に
集結していると言われています。
つまり、免疫作用やアレルギーを考える上でも
小腸の働きというものが大きく関わっていると言えます。
次回からは、腸の状態に直結する「食べ物」について考えていきたいと思います。