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恥ずかしい話ですが、最近まで知りませんでした。
桜餅にも、関東風と関西風があるのを。
関東風は、小麦粉などの生地を焼いた皮で、餡を巻いたクレープ状のお餅で、
もともとは享保2年(1717年)、隅田川沿いの長命寺の門番
山本新六が、桜の落ち葉掃除に悩まされた末に、考案し売り出されたもので、
一般的には「長命寺(餅)」と呼ばれています。
それに対して、私達に馴染みの深い関西風の方は、「道明寺(餅)」と言って、
道明寺粉(餅米を蒸して乾燥させ、粗挽きしたもの。大阪の道明寺発祥)で皮を作り、
餡を包んだまんじゅう状のお餅です。
また、餅を包んだ葉っぱをどうするか?も意見の分かれる所です。
あるアンケートによると、長命寺と道明寺どちらを食べているか?では、8割が道明寺派。
その道明寺派の約8割が葉っぱも食べる派。
逆に長命寺派の約8割が葉っぱを食べない派。
だったそうです。
もともとは、集めて捨てていた桜の葉の再利用から生まれた桜餅。
昔の人の、
エコとビジネスチャンスを結びつけた柔軟な発想は見習わなければならない所です。
その上で、どうせ付いてるんやったら食べやな損やん。的な関西人気質
(もったいない精神?)も先ほどの数字に見え隠れしている気もします。
桜餅の葉っぱ、食べる派?食べない派?
餡に入っている大量の砂糖(陰性)とのバランスを考えると
葉っぱの塩気(陽性)は摂った方が良いのではと、
私、個人的には考えています。