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もともと農耕民族であった日本では、
乳を原料にしたヨーグルトのような
酪農乳酸菌系の発酵食品は定着していませんでした。
では、発酵乳文化が伝わる以前の日本人は
どうやって乳酸菌を摂って来たのでしょうか?
ヨーロッパの酪農乳酸菌系に対して、
日本のそれは植物由来の乳酸菌=醸造乳酸菌系と言います。
具体的には、長期醸造した味噌や醤油、たくあん、ぬか漬けや納豆など
いわゆる和食の代名詞とも言える食品群です。
セロトニン関連での不飽和脂肪酸の多い青魚、
食物繊維の多い海藻や野菜、豆類、玄米などと共に、
乳酸菌の多い味噌、醤油、漬け物、納豆など全て合わせて
「THE和食」。
ストレスの多い現代社会。
さらに、夜型の生活で、朝食は抜き、お昼は外食、
夜は
ハンバーグなどの洋食、そして夜食にラーメン。
ますます伝統的な和食を食する機会が少なくなって来ています。
統計的にも、うつ病や自律神経の症状を訴える方の
食生活は乱れている場合が多いと言われています。
腸内環境という観点からも改めて、
日本人には、日本人の…。和食を見直してみては如何でしょうか?