-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
2024年12月 日 月 火 水 木 金 土 « 11月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
「自宅のリビングでくつろいでいる様な感じ。」の治療所にしたい…。
それが始まりでした。
ご近所で懇意にさせて頂いていた設計士さんに相談したところ、
「こんなのが、有りますよ。」と言って持って来て下さいました。
それが、「檜の間伐材」と「杉の腰板」でした。
節(ふし)の無い一本の床柱を育てる為に間引きされた、
その他大勢の節だらけの檜達。
それが、檜の間伐材です。
ある程度の硬さがあるので、製材されて床材となります。
そして、壁には杉の間伐材を。
真っ白い壁紙は、
いかにも「病院」という感じで冷たい雰囲気がするし、
かと言って壁一面が、杉板だとログハウスか、民芸酒場に間違われるし…。
というわけで、腰までの高さにして「杉の腰板」に。
檜の床材を貼る前には、竹炭の粉末を一面に敷き詰めてあります。
そして壁や天井には、杉板以外の部分に
ノンホルムアルデヒドのクロスを貼っています。
無垢材のままでも良かったのですが、
防腐や傷のことを考慮して表面に「柿渋」を塗っています。
とにかく自然素材にこだわって内装をして貰いました。
でも、全ての材がいわゆる商品価値の無い
「間伐材」を使用しているので、
新建材のフローリングよりも却って安く上がりました。
何よりも、とても落ち着くし居心地が良いです。
「節くれだらけ」なのが、気にならなければ
(これはこれで、却って「味」がある。と思うのですが…)
とてもお買い得な「商品」だと思います。
最近では、オガクズやチップを使った「バイオ燃料」など
間伐材の利用価値は少しずつ増しています。
しかし、まだまだ「産業」として成り立つ程には至っていません。
農業にしろ林業にしろ、
それを担う人達の生活が充分に成り立っている事。
翻ってそれが、私達の安全や安心、
また国土の保全に繋がっているのでは、と思います。
というわけで?「檜の間伐材と杉の腰板。」でした。
お盆休みも終わり、
今日18日から平常通り施術させて頂きます。
よろしくお願い致します。
今年は、今頃になって梅雨?というぐらい
雨の多い夏休みでしたね。
例年、お盆休みが過ぎるといろいろな事象に変化が見られます。
暑中御見舞いが、残暑御見舞いに。
海水浴も、「足を引っ張られるから」お終いに。
蝉の種類も鳴き声も変わり、ちらほらとトンボの姿も。
日差しも、雲の様子も、風の具合も
何となく違って感じられます。
というのは、数年前迄の話でしたが、
今年はどうでしょうか?
9月いや、10月過ぎまでダラダラと暑さが続くのか?
それともこのまま雨の多い、
結果的には冷夏と呼ばれるようなものになるのか?
何れにしても、体調管理の難しい
季節の移り変わりとなりそうな気配です。
それに備えて?
またこれからも皆様の心と身体の健康に
役立つであろう様々な情報を
ブログを通して発信して行きたいと考えています。
これからもよろしくお願い致します。
「少女時代」では、ありません。
「少年時代」です。
ある音楽番組で、「夏と言えば」だったか「夏に聴きたい曲は?」だったか、
どちらかで視聴者が1位に選んだ楽曲が、
井上陽水の「少年時代」でした。
私自身、好きな曲なので納得でしたが、
番組自体は、若者の見るもの?だったのでちょっと意外な感じがしました。
子供達に聞いてみると、
プレステ2のゲーム「ぼくのなつやすみ」で流れてくるから、
直ぐにイメージ出来るんだそうです。
どちらにしても夏休みと言えば、
ランニングシャツに半ズボンで、頭には麦わら帽子。
網と虫カゴを持って、カブトムシや蝉取り。
川に行ったり、沢ガニを見つけたり。
‘ござ’の上で昼寝して、
軒先につるした風鈴の音を聞きながらスイカを食べて。
縁側でたらいで行水。
家の前に打ち水をして、ついでに朝顔にも。
暗くなってくると、お墓で肝試しをしたり、
豚の蚊取り線香に火を着けて、
庭先で線香花火やネズミ花火をしたり。
夜になると、蚊帳が吊られた畳の間で
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に眠りに着く。
懐かしい、幸せな記憶が現実にそこにはありました。
最近の子供達(大人も含めて)は、
ゲームや歌の中で擬似体験するしか、味わうことが出来ない…。
何だか寂しくなってきます。
多分、今はもっと楽しくて面白いことが一杯有るんだとは思うのですが…。
何れにしても、明日13日からはお盆です。
お墓参りに帰省される方もいらっしゃると思います。
杏林堂鍼灸整骨院でも
13日(水)〜17日(日)までお盆休むを取らせて頂きます。
お休みの間、ご迷惑をお掛け致しますが、
暑気あたりや熱中症などに十分留意されてお過ごし下さい。
街行く大阪の「お姉さん」方の持つバッグの中に
「何らかの形」で、必ず存在すると言われている小さな物体。
それが、「飴ちゃん」です。
以前、ブログでも書いたことがありますが、
当院では、患者さんが自由に手に取って貰えるように
受付の所に、豊富なバリエーションの「飴ちゃん」を取り揃えています。
寒い時期には、身体を温める作用がある生姜や、
大根、レンコン、それにカリンなど、喉や咳に効果のあるものを。
春先の花粉症の時期には、
喉だけで無く、鼻もスーッと通る「はなのど飴」なんかを揃えたりと、
多少の変化を持たせています。
今の時期は、熱中症予防の塩分補給で、「塩飴」系が中心です。
最初、塩飴が登場した時は衝撃的でした。
「飴=甘いもの」という、飴ちゃん界の常識を見事に覆した、そのテイスト。
「塩を舐めるって、どうなん?」という疑念を晴らして、
今ではすっかり定着しています。
今年に入ってからは、その進化系バージョンも次々と。
塩+梅味、塩レモン、柚子塩、
はたまた、こんぶ塩(塩昆布?)、塩あずきetc…。
そんな中でも、1番人気は「トマト」です。
好き嫌いがはっきり分かれるトマトですが、
何故か飴ちゃんだと美味しく戴けるようです。
夏野菜+塩の組み合わせは、まさしく熱中症対策にピッタリ。
アイデア賞ものだと思います。
そんな「トマト飴」に継ぐ新たなスター候補を発掘しようと
近隣のスーパーを物色しては、さまよい歩く今日この頃です。
※この所、症状の説明や施術方法なんかの
記述ばかりが続いていて、私自身もちょっと飽きてしまったので、
ちょっとお口直しに。
話題を変えて、キャンディ ブレイク。
また、次回からは自律神経のお話に戻ります。
よろしくお付き合いの程を…。
お天気の変化、つまり気圧の変化を
「内耳」にかかる圧力によって察知すると、
以前述べましたがそれ以外でも、
内耳というものは聴覚はもちろんの事、
平衡感覚や姿勢を維持する上に於いて重要な器官です。
それ故に、急激な気圧の低下によって体調不良になった時には、
内耳そのものにも何らかのストレスが掛かり、
いわゆる肩こりと同時にめまいや耳鳴りの症状が
発生する場合も考えられます。
あと、気圧の変化が自律神経に影響を与えるのは、
男性も女性も同じことなのですが、
女性の場合、男性と違いホルモンバランスの問題があります。
男性は思春期以降、
ホルモンの分泌は、ほぼ一定になるのですが、
女性は生理があるため、常に変化しています。
そのホルモンの分泌をコントロールしているのが、
「脳の下垂体(かすいたい)」というところですが、
ここは自律神経をコントロールしている
「視床下部(ししょうかぶ)」の支配下にあります。
つまり自律神経とホルモンバランスは密接な関係にあります。
ホルモンのバランスが崩れたら、
自律神経にも影響を及ぼす可能性がありますし、
またその逆もあり得ます。
その為に、ホルモンの分泌が常に変化に晒される女性の方が、
男性より気圧(気象)の変化に対して影響を受けやすい。
と言えます。
この処、お休みや夏祭りなんかの
「お知らせ」が続いていましたが、
またまたお天気の変化によって症状が悪化する
「気象病」に付いて…を再開したいと思います。
特に低気圧と自律神経の関係に
着目して書いてきましたが、
そういった症状を訴える方を
施術させて戴くとある事に気づきます。
それは、ほぼ全員の方が、
慢性的な肩こりや首こり?の症状をお持ちである。
ということです。
そして、それと同時に、
偏頭痛やめまいなどの症状も抱えていられる場合が
多く見受けられます。
自覚症状として感じておられない場合でも、
実際に触ってみれば首の筋肉がガチガチに緊張して、
圧痛や血行不良の所見はほぼ確実に確認出来ます。
肩こりや首の緊張といった症状は、
自律神経の失調が大きな原因の一つです。
そして逆のパターンで、
肩こりや首の緊張が慢性化すると、
自律神経失調症のような状態に
陥りやすくなる可能性も有ります。
そういった意味では、肩こり、首の緊張の解消は,
体調不良を改善する上で
非常に大切なポイントであると言えます。
次回からは、
具体的な改善ポイントを書いていきたいと思います。
知り合いの方からの、
「家で飾っているよりも、先生の治療院にある方が、
沢山の人に見て貰えて絵も喜ぶでしょう。」というご厚意で、
立派な絵画を飾らせて戴いています。
画家であり、陶芸家であり、書家であり、造形作家でもある
安藤岬氏のリトグラフ(版画)で、「舞妓」と言うタイトルの作品です。
76.5×59.5の結構な大作でもあります。
安藤岬氏は、
私の愛読書でもある司馬遼太郎先生の
「街道をゆく」シリーズの全ての挿絵を手懸けた
洋画家須田剋太(すだこくた)氏の
唯一のお弟子さんであった事でも知られています。
入り口玄関入って直ぐ左、
待合室の壁から笑顔でお出迎えをしてくれています。
不思議なことに、どの患者さんも一目見て、
「舞妓さんやね。可愛らしいなぁ。」と声を掛けて下さいます。
若さや、幼さ、華やかさが、絵から伝わって来るのでしょう。
黒と朱色の額とも相舞って何とも「和」テイストです。
でも、よくよく観察してみると、ちょっとした違和感を感じます。
(私だけかもしれませんが。)
左右の肩の高さが違いますし、顎関節もズレが有り、
きっと股関節にも左右差が在るだろうなぁ。
これは、頚椎一番、二番を調整した方が良いかな?
なんて具合です。
でも、この絵の彼女の「軸」が教科書通りに整っていたら、
きっと何の面白味の無い、只の綺麗な絵に
なっていたであろう事は、容易に見当がつきます。
彼女の持つ「アンバランス」さこそが、
若さという「魅力」を引き出しているのかも知れません。
この微妙にアンバランスなバランス。
それこそが、作家さんの持つ感性と表現力なのかも知れません。
患者さんにとって最も良い状態、その方「らしさ」とは?
そして、その「らしさ」を如何に引き出すべきか?
それは、私自身の施術家としての感性と表現力にかかっているのだ。
と、改めて考え為せられた作品でもあります。
って、どんな作品やねん!
それはさておき、Y様、本当に有難うございます。
ここ最近、気温が25°cを超えるいわゆる夏日が増えて来ました。
それに伴って熱中症で搬送される高齢者の方が
少しずつ目立ち始めています。
ニュースでも取り上げられていますが、
5月でも熱中症に罹る可能性があります。
5月の熱中症、その特徴と問題点とは?
それは、「慣れていない。」と
「気付いていない。」の2点です。
高齢者の方は特にそうですが、
急激な気温の変化に身体が慣れていない、
と言うか対応しきれていません。
それと衣類などの環境面でも変化に戸惑いが見られます。
衣替えが十分で無かったり、朝晩はまだ冷んやりするから、
寝具は冬のままだったり、日中、日差しが強くてもまだ、
日傘まではいらないでしょう。
何て言う、「まだ5月だから」と言う心理が働いて、
それが変えって邪魔をしたりします。
それと同じで、風邪でも無いのに、何となく熱っぽい。
頭がボーッとしたり、時には頭痛や、めまい、中には手足の痺れを感じたり。
そんな状態でも頭に浮かぶのは、最近流行りのアレルギーの症状なのかな?
やっぱり風邪を引いてるのかな?
と言う具合で、先ず熱中症を疑う方は、ほとんど居ないのが実情でしょう。
この時期、真夏の暑い日の様に
水分を小まめに摂るという事はまずありません。
特に高齢者の方は、夜中にトイレに起きるのが嫌で、
出来るだけ水分を摂らない様にされている場合もあります。
また季節がら、いろんな物が飛んでいて、
埃っぽいので窓を開け無い様にされていて、
外に出れば爽やかな風が吹いているのに、
部屋の中は湿気でモワァッとしているのに気づかない。
何てこともあります。
気温が25°cに達して無くても、
湿度が高いと熱中症になる可能性はあります。
1番大切なのは、五月でも熱中症はあるんだ。と認識しておく事です。
そこで、杏林堂でも受付のところに置いてある「飴ちゃん」のラインナップに
「トマト飴」が新たに加わりました。
適度な塩味と、夏野菜特有の水分タップリのトマト。
飴ちゃんでどれほどの効果が期待出来るかは分かりませんが、
良かったら治療帰りにお試し下さい。
患者さんから、大輪の薔薇の切り花を頂きました。
ご自宅のルーフバルコニー(この治療所より広い!)で栽培されていて、
今までも時折持って来て下さっては、
私たちの目と鼻を楽しませて下さっていました。
今回、特に見事な花で、ブログにアップされて頂きました。
この小さなカップ(花瓶)に4つの種類のバラが挿されていて、
それぞれ香りが微妙に違います。
石鹸の匂いがする。と言って患者さんから笑われましたが、
本当に甘い鮮烈な香りが、受付一杯に拡がります。
来院された患者さん達も口々に
「綺麗!凄いねぇ。」と声をかけ、愛でていかれます。
やっぱり、花は良いですね。
特に大輪の薔薇の花は。
花の命は、短くて。直ぐに萎れてしまうことでしょう。
せめて、写真の撮ってブログ上に残しておこうと思います。
Y様、何時も有難うございます。
自宅の庭にバラ園が有るのは、羨ましい限りですが、
お手入れが大変で、膝や腰に多大な?負担が掛かっている様ですが、
無理なさらずに、治療の方は、当院にお任せ下さい。
(ちょっとした宣伝でした。)
<受付のバラ> <別角度から>
<ヒマラヤ岩塩とバラ> <骨と薔薇>
明日からは、連休後半。
杏林堂鍼灸整骨院でも、カレンダー通りにお休みさせて頂きます。
長いお休みを利用して、ご旅行に出掛けられる方も多いことと思います。
違う土地に行って(特に海外)、体調管理の面から特に留意すべきは、飲み水です。
衛生面での注意もそうですが、
水は、その土地土地で味も違えば、質も違います。
人間の身体の成分の3分の2は、水で出来ています。
その水の質に変化があれば、
身体にも何らかの影響が出ても不思議ではありません。
人間の身体の成分の3分の2は、水で出来ています。
私たちが生きているこの地球も3分の2が海水で覆われています。
その海水の塩分濃度、PHと
人間の血液中の塩分濃度、PHは
ほぼ同じです。
私たちの身体の組成は、地球環境と密接に繋がっています。
そしてこの地球上には、
悠久の大地の営みをはっきりと感じ取れる場所が沢山あります。
私自身も実際に現地に赴き、自分の足で大地を踏みしめ、
五感をフルに働かせて、全身でそのエネルギーとバイブレーションを感じる事が出来たら…。
なんて考えたりもしますが、当面叶えられそうにありません。
そこで、この休みに映画を見に行く事にしました。
本日、5月2日公開の「ネイチャー」です。
「アース」などを制作したBBC earthが、
「水」をテーマに地球上の未知なる世界を、
4K3Dという最先端カメラで撮影したドキュメンタリー映画。らしいです。
スクリーンから発するエネルギーを擬似体感?しようと思っています。
※5月7日(水)から、平常通りに施術致します。よろしくお願い致します。