-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
2024年12月 日 月 火 水 木 金 土 « 11月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
今日、2月3日は「節分」の日です。
「立春」の前の日、「大寒」の最後の日。
冬から春へと「季節」を分ける…という意味合いもあります。
節分の日には、昔から様々な行事が行われてきました。
「福は内、鬼は外。」と言って行う「豆まき」。
あと、歳の数だけ「豆」を食べたり、イワシを食べたり。
地方によっては、柊(ひいらぎ)に
イワシの頭(目)を刺したのを玄関先に吊したり…。
そんな中、近年全国的に知られるようになったのが、
「恵方巻き」です。
その年の「恵方」を向いて、黙って巻き寿司(太巻)を
一本まるごと食べる…というもので、
もともと関西地方の風習だったものが、
大手コンビニのセブンイレブンによって
全国に広まった…。と言われています。
(「恵方巻き」という呼び方もセブンイレブンが始めたもので、
もともとは普通に、「巻きずしの丸かぶり」と呼ばれていました。)
が、TV等でそんな話しを耳にする度に、
「事情通」?の関西人にとっては
「何だかな〜。」という思いが湧いて来ます。
「巻きずしの丸かぶり」
それは、ある日突然、何の前触れも無くやって来ました。
70年代前半、当時中学生(小6だったか?)だった私は、
実家の近くにある市場のお寿司屋さんに貼ってある
一枚のポスターに目が止まりました。
そこには、「幸運巻きずし」という文字が、
デカデカと書いてありました。
何でも、江戸時代の末期には大阪の商人たちが、
商売繁盛と厄払いの為に、
七福神に見立てた七種類の具材を巻いた太巻を
節分の日に食べた(ことがある。)らしい…。ということで、
そのポスターの下の方に
「大阪のり問屋協同組合」と記されているのを、
子供心に何となく胡散臭く感じたのを覚えています。
その後、オイルショックの影響か、
くだんの「のり組合」さんが一気に攻勢をかけて?
様々なイベントやキャンペーンを行った結果、
マスコミにも取り上げられるようになっていきました。
でも、普通に我が家の食卓に上がるようになったのは、
80年代になってからだと思います。
その当時は、「生もの」を食べると身体が冷えるということで、
どうしても冬場(2月)に売り上げが落ちてしまう
「お鮨」の売り上げを何とかしたいという思いで、
鮓商組合が海苔組合と結託して、
そのころ同様な思いでチョコレート業界が仕掛け、
そして成功させたバレンタインデー(2月14日)に、
チョコレートを贈る…というキャンペーンをヒントに、
考えだされたものなんだよ…と
まことしやかに噂されていた記憶があります。
※書きだすと思いの外、長くなりそうなので、
続きは明日に。
お正月が明けて早や、今日はもう22日です。
よく、一月は行く。二月は逃げる。三月は去る…。
なんて言いますが、
本当にあっという間に今月も終わってしまいそうです。
その間にも、三ヶ日、七草粥とあって、
10日にえべっさん、12日が成人の日、15日に松の内があけて、
そして17日が阪神大震災から20年目の節目の日、
19日が厄神さんで厄払い…。
立て続けに行事が過ぎて行きました。
そんな慌ただしい中でも、
受験生や、受験生を持つご家族に取っては、
また別の心配事が…。
お正月気分に浸っている暇も無いのが正直な所だと思います。
今年の冬は「暖冬傾向」という予想だったはずが、
蓋を開けてみればなんのその、
雨や雪の多い寒い冬となっています。
その為、風邪を引かれる方も多く、
インフルエンザも例年よりも数週間早くピークを迎えています。
せっかくここまで頑張ってきたのに、
本番に万全の体調で臨めなくなってしまっては残念過ぎます。
ご本人も、周りの家族も風邪やインフルエンザに
かからないように、そしてうつさないように…
と細心の注意を払っている事と思います。
毎年の事ながら、なんでこんな時期に受験を…。
もっと良い季節にしてくれたら…。
なんてことを考えていても仕方ありません。
風邪を引かない為には、気力と根性が何より大事‼
と言いたいところですが、それだけでは無くて、
その人の持っている「免疫力」というものが大きく関わってきます。
そんな免疫力について、少しずつ書いていきたいと思います。
1995年1月17日に起きた阪神大震災から20年目の今日、
芦屋市内は雨混じりの雪が降っています。
20年前の冬も、とにかく寒かったことを憶えています。
震災の年に産まれた次女も、夏に20歳(はたち)を迎えます。
今日の神戸新聞の朝刊に、被災地区の住民で、
震災以降に生まれた人口の割合が18%を越えている…
という記事が掲載されていました。
しかし実際には、あの悲惨な震災の体験を共有する
鮮明な「記憶」が無い方というのは、
何も「震災以降に生まれた子供達」に限ったわけではありません。
4人いる私の子供達でも、震災の時に
何となく「大変だった。」と憶えているのは、
当時幼稚園に通っていた長男だけです。
それ以前の小さな子供達には、その「記憶」がありません。
それに、解体され更地になったり、
区間整理されたりした土地に新しい家やマンションが建ち、
震災以降に新しく引っ越しされて来た方々も、
この20年の間に沢山居られます。
また、震災前後お仕事の関係やいろいろな事情で
「たまたま」この地を離れていて、
幸運にも被災されずにすんだ方も在ると思います。
(その逆もあったことでしょう。)
そんな方々も含めると、被災地である神戸市や芦屋市で
実際に震災を体験し、記憶している方の割合は
一体どれ位のものになるのでしょうか?
早朝5:46の黙祷や、ウオーキングラリー。
また、神戸市では10年ぶりとなる
天皇、皇后両陛下のご出席による追悼式典が執り行われたりと、
各地で様々な行事がありました。
また、あの震災の体験や記憶を風化させない為の取り組みが、
各自治体で実施されています。
ただ考え方を変えてみると、
こうやって、様々な行事や式典に参加する事が出来るのも、
今、生きているからこそ、健康で動くことが出来るからこそ…。
風化させない為の取り組みも、
震災があったことを忘れてさせてしまうほど、
街が復興している(見た目には)からこそ…と
言えるのかもしれません。
未曾有の大災害を目の当たりにした時、
私たち人間には何が出来るのでしょうか?
震災を体験した私たちは、そのことを教訓として、
知恵をしぼり防災意識を高めるとともに、
多くを失ったなかでも、
人は助け合い、分け合い、分かち合い、支えあって、
思いも掛けない力強さや生命力を発揮することが出来るんだよ…。と
子供達に伝えていく義務があるように思います。
今日、1月15日は「小正月」。
元旦を大正月というのに対してそう呼ばれています。
年神様や先祖を迎える行事を行う大正月に対して、
小正月は家庭的な行事を行う日とされています。
月日を表わす「暦」というものは、
昔は「月の満ち欠け」を基に作られていました。
日本の場合は、特におめでたいとされる
満月から、次の満月までを「一ヶ月」としていました。
「満月」の日を、月の初めの日としていたわけです。
そこに、新月から新月までを一ヶ月とする
中国の「新暦」が伝わり、それがその時代の権力者に採用されて、
公の暦となり、「朔旦正月」が正式な一年の初めとなりました。
朔旦正月って、どういう意味かというと、
太陽に隠れて見えない「新月」の日を、
一日「朔(ついたち)」とし、
それが年の初めの一月一日を、
特に朔旦(正月)と呼ぶ…というわけです。
そして元々の1月1日だった満月の日が、1月15日となり
「望(もち)」と呼ばれるようになりました。
これが、大正月、小正月の始まりで、
15日の小正月までが、いわゆる「松の内」とされていました。
されていました…というのも、
現在では、関東を中心に全国的には、
「松の内」は1月7日までとなっているからです。
これにも理由があって、江戸時代になるまで、
15日の松の内があけて後の1月20日に行われていた「鏡開き」の行事が、
3代将軍徳川家光が、4月20日に亡くなった為に、
20日を忌日として避け、何時の間にか
1月11日に行う風習が、徳川幕府お膝元の関東を中心に広まり、
それにともなって、松の内も1月7日に前倒しになった…
ということらしいのです。
それに、1月15日と言えば以前は
「成人の日」として認識されていましたが、
連休を作って国民の消費意欲を高める…という政府の方針により、
1月の第2月曜日に何時の間にか変更されてましたね。
昔も今も、時の権力者の都合によって、
大切な行事や風習がいい様に振り回される現実は、
相も変わらず…といったところでしょうか?
※関西では、「松の内」も「鏡開き」も「とんど」も
1月15日…という地域が多いです。
お正月の間、
久しぶりに家族が集まってご馳走を戴いたり、
来客があって外食や飲酒を繰り返したりと、
何かと胃腸に負担を掛けがちになっています。
そんな疲れもあってか、
便秘がちになったり、風邪を引いたり、
はたまた「ぎっくり腰」や「こむら返り」などの症状で
来院される患者さんが、多く見受けられます。
昨日の1月7日は、
七草の節句(五節句の一つ)で、
七草粥を食べる日とされています。
古来中国では、
七日正月といって七日間を一つの節目としていました。
元旦は鶏の日、2日が狗(犬)の日、3日が猪の日、
4日が羊の日、5日が牛の日、6日が馬の日、
そして7日が、人の日として易を立て、
8日に穀を占って新年の運勢を見立てていました。
そして唐の時代になると、
7日目の人の日「人日(じんじつ)」に
七種類の若菜を入れた七種菜羹(ななしゅさいのかん)という
汁物を食べて、無病息災を祈る習慣が広まりました。
この中国の風習が日本に伝わり、江戸時代になって
1月7日に七草粥を食べる習慣が一般化した、
と言われています。
1月7日は、松の内最後の日。
お正月のご馳走やお酒で疲れの出ている胃腸の為に、
消化の良いお粥を食べて、胃腸を休めると同時に、
冬場に不足しがちな青菜を採って栄養補給する、
という意味合いもあります。
○春の七草
・セリ…鉄分が多い。食欲を増進させる。
・ナズナ…解熱、利尿作用がある。
・ゴギョウ…風邪の予防、解熱作用。
・ハコベラ…ビタミンAが多い。腹痛に効果がある。
・ホトケノザ…食物繊維が多い。
・スズナ…ビタミン類が豊富。
・スズシロ…消化を助ける。風邪の予防にも。
昔の人の考えは、本当に理にかなっています。
ただ、七草粥も「春の七草」で無ければ意味が無いのか?
と言えば、そうではありません。
江戸時代には、草によって何回噛むか…
何てことまで言われていたそうですが、
七草粥の由来も元々は「七種菜羹」で、
七種類の若菜が入った汁物を戴く…
という処から来ていますから、
必ずしも春の七草にこだわらずに、
七種類(多く)の新鮮な野菜を摂取する…と
考えて頂いて良いかと思います。
元旦の日に、近所の氏神様でもある
芦屋神社に「初詣」に行って来ました。
毎年、芦屋神社に家族揃って参拝して
「破魔矢」を買い、おみくじを引くのが、
我が家のお正月の恒例行事です。
今年は、雪の中での参拝で、
三ヶ日にこれだけ降るのは、この辺りでは本当に珍しいことです。
そんな天候のせいもあるのかもしれませんが、
初詣に限らず、お正月に「晴れ着」を着る人を
ほとんど見かけなくなりました。
それだけでは無くて、玄関や門に
「お飾り」をしている御宅も少なくなりましたし、
「門松」などは何処へいってしまったのでしょうか?
ましてや、国旗である「日の丸」を掲揚している処は、
神社でも少なくなっている様に感じられます。
おせち料理を家で作って用意したり、家族揃って頂いたりすることも
だんだんと無くなって来ている様に聞きます。
お店も(百貨店ですら)、元旦から空いていて、
何だか普段の日常とあまり変わらない感じです。
年々、「お正月らしさ」や風情が無くなって来て、
何となく寂しい感じがするのも、
歳を取ってきたせいなのかもしれません…。
三ヶ日が終わっても、松の内があけても、
まだ「えべっさん」や「厄神さん」や「お大師さん」などなど…の
「初参り」はまだまだ目白押しです。
「一年の計は元旦にあり」だけで無く、
今月いっぱいいろんなところへ、
心新たに今年の抱負を宣べに
「初いのり(意宣り)」に行ってみましょうか。
今年は、例年に比べて「手足の冷え」を強く感じる…
という患者さんの声を多く聞きます。
12月に入って実際に、気温も下がっているのですが、
この時期としてはかなり厳しい感じがします。
急激な気温の低下に身体がついて来れずに起こる、
いわゆる「自律神経の乱れ」が
強い「冷え性」を引き起こしている…と考えられます。
つまり、寒暖差による冷え性とも言えると思います。
冷え性を一言で言えば、
「身体の体温調整が上手くいかないこと」となります。
改善する為には、先ず当然のことながら、
身体を冷やさないこと。
その上で、生活のリズムを整えて、
出来るだけ身体を動かすようにすること。
そして、ライフスタイルそのものを
見直すことも必要な場合もあります。
それというのも、冷え性になりやすいタイプの方…
というのがあるからです。
・運動不足である。
・タバコを吸う。
・お酒をよく飲む。
・寝不足なことが多い。
・不規則な生活。
・ストレスや疲労が溜まっている。
・自己流のダイエットを繰り返している。
・偏った食生活。
・冷暖房の効いた室内にいることが多い。
・入浴はシャワーだけのことが多い。
・つい食べ過ぎてしまう。
・冷たい飲み物や食べ物をよく摂る。
・甘い物をよく食べる。
・薄着でいる。
・薬をよく飲む。
上記の項目に、当てはまる数が多ければ多いほど、
より「冷え性」のタイプである…と言えます。
次回は、そんな冷え性と密接に関連している
自律神経症になりやすい方のタイプについて…です。
温暖差アレルギーは、
気温の急激な変化に対応出来ずに、
自律神経が乱れてしまう為に起こります。
その為、その予防法は、
ずばり温度差を少なくすること…になります。
つまり、
・こまめに衣類の着脱をする。
・空調などで、室内外の気温差を出来るだけ少なくする。
・マスクをして鼻の粘膜を暖めつつ、潤す。
などです。
しかしここでは、対応出来ていない
その「温度差」を逆に活用して、
日頃から自律神経を「鍛えていこう」という方法をご紹介します。
それが、温冷浴(温冷交代浴)です。
温冷浴はまず、毛細血管の収縮に役立ちます。
温まって拡がった血管を冷たい水で収縮させることにより、
熱を逃すことなく閉じ込めて、保温効果が長続きします。
そして、温→冷を繰り返すことで、
血管を拡げたり、縮めたりさせて、全身の血流を促します。
また、
毛細血管の拡張→交感神経を刺激、
毛細血管の収縮→副交感神経を刺激、
というように、強制的に「鍛える」ことにより
自律神経の乱れを調える効果が期待できます。
温冷浴には色々なやり方がありますが、
次に簡単な方法を2つ紹介します。
①初めに40°c前後のお湯に3分ほど浸かる。
(熱めの半身浴でもOKです。)
次に1分、冷水に手足をつける。
(手足に冷水シャワーでもOKです。)
※お湯と水の温度差は、30°くらいが理想的です。
これを3〜4回繰り返し、最後は水で終わる。
②初めに冷水シャワーを1分ほど浴びる。
次に40°c前後の熱めのシャワーを1分。
これを3〜4回繰り返し、やはり最後は水で終わります。
本来、水で始まって水で終わるのが良いとさせていますが、
寒い冬場は①のほうが良いでしょう。
※高血圧や心臓疾患、体調不良等がある場合は無理をせずに。
※温度差は少しずつ、慣らしていきましょう。(まずはぬるま湯から)
※最初は体調の良い時に試してみましょう。
この時期、くしゃみや鼻水、鼻詰まりなどの症状があっても、
それが「寒暖差アレルギー」だと気づかない方も、
多く見受けられます。
そこで、症状のよく似た
「風邪」、「花粉症」と比較してみましょう。
<発熱>
・風邪…熱がある。(ウイルス感染の為)
・花粉症…発熱は無い。
・寒暖差アレルギー…発熱は無い。
<鼻水の色>
・風邪…黄色い色がついていることが多い。(白血球の死骸)
・花粉症…透明でサラサラしている。
・寒暖差アレルギー…透明でサラサラしている。
<目の炎症>
・風邪…特に無い。
・花粉症…充血していることがある。(かゆみがある)
・寒暖差アレルギー…特に無い。
その他にも、花粉症や寒暖差アレルギーは
症状が長引く傾向があり、
良くなったり悪化したりを繰り返すことが特徴と言えます。
上記のように、風邪かどうかは、
発熱や鼻水の色などで分かりやすいのですが、
花粉症の場合は、目のかゆみも
ある人と全く無い人がいる為に、
なかなか見分けにくくなっています。
花粉症と寒暖差アレルギーの決定的な違いは、
原因となる物質(植物)が有るかどうか?です。
春先のスギやヒノキ、
秋になればヨモギ、ブタクサ、セイタカアワダチソウ、イラクサなど…。
秋の花粉症は、道端や空き地、河川敷などに
生えている「草花」の花粉が原因です。
このような植物は、背の低い草花が中心で、
花粉の飛散距離が長くありません。
したがって、原因となる植物に近付かないこと…が
一番の予防対策となります。
専門の医療機関で、
原因物質を特定してもらうことが大切です。
しかし、寒暖差アレルギーには特定の原因物質が無く、
根本的な治療薬というものがありません。
女性や高齢者に多く、
もともと体質的に冷え性(特に手足の)で、
急激な寒暖差に対応出来ない為に起こる
自律神経症状の一つとして発症します。
その為に、寒暖差アレルギーの場合は、
自律神経を調えることが一番の対策だと言えます。
では、その具体的な方法とは?
次回は、「自律神経を鍛える」です。
風邪を引いている訳でもないのに、くしゃみや鼻水が出る。
秋の花粉症シーズンも、もう終わりかけているのに…。
その症状は、もしかしたら「寒暖差アレルギー」かもしれません。
特に朝晩、くしゃみが連発して止まらない。
お昼間でも、暖かい室内から出て、
急に冷たい風にあたると同様な症状が表れる。
極端に暑くも寒くも無いものの、
その「寒暖差」が激しいと、血管も膨張と収縮を繰り返し、
やがて血流をコントロールする自律神経が、
その変化についていけずにバランスを乱してしまいます。
寒暖差アレルギーは、
正式には「血管運動性鼻炎」と呼ばれます。
アレルギーと言っても、
何か特定の原因物質がある訳では無く、
極端な温度変化による自律神経症状の一つと言えます。
急激な気温の変動によって、
鼻の粘膜の血管が広がり、粘膜がむくみ、
鼻が詰まったり、鼻水が出たり、
くしゃみや咳、喉の痛みなどの症状がでます。
また、風邪などと違い自律神経の乱れから、
食欲不振、睡眠障害、疲労感やイライラする…
などの症状が伴う場合もあります。
風邪や、花粉症などの他のアレルギー症状などと見分けにくく、
寒暖差アレルギーだと気付かずに、
そのまま放っておくと自律神経失調症へと繋がるケースもあります。
この症状は、圧倒的に女性に多く、
また高齢者の方の罹患も多くなって来ています。
女性の場合は、筋肉が少ないために、
自分で熱を生み出す力が弱く、
一旦冷えてしまうとなかなか体温を上げにくいから…
と考えられています。
高齢者の場合は、それに加えて
汗をコントロールする神経の反応が鈍くなっていることも、
その要因となっています。
次回は、風邪や花粉症とのそれぞれの見分け方について…です。