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低気圧と血管拡張

気圧が低下すると、身体がだるくなったり、

眠たくなったりすることがあります。

と、前回のブログで書きましたが、

症状としては、それだけではありません。

 
気圧の変化というものは、身体に物理的な影響を及ぼします。
「隣合った物質は、お互いに干渉し合い平均化しようとする。」という法則があり、

一般的に圧力が高い方から、低い方へと流れようとする性質があります。

 

 

人間の身体は、「水の袋」に例えられるように2/3が水分で出来ています。
その体内の水分が、圧力が低くなっている空気中に向かおうとし始めます。
そして、細胞内の水分も外へ、外へと膨張します。

 

その為に、

・血管が拡張する→血圧が低下する。
・むくみ易くなる。

 
そして、頭部の血管が膨張すれば、頭痛の原因になります。

その他、まぶたが腫れぼったい、下肢が浮腫む。

また喉の血管が膨張すれば、気道が腫れて喘息の発作を誘発します。

 
そして、低気圧の時は雨降りなどで、湿度も上がっている為に、

汗をかいても十分に蒸発できずに、

余分な水分が身体に留まり、いっそうむくみの原因となります。

 
以上、血管拡張に関するお話でした。
次回は、低気圧とアレルギー症状について…です。