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木の芽時か、五月病か?

このところ、以前ブログに掲載した「木の芽時」に関する文章
(3〜4題)と、「五月病」について少しだけ触れた回を検索される方が、

特に目立って多くなっています。
それだけ多くの若者(違うのかな?)が、悩んでいるのか、興味が有るのか。

どちらにせよちょっと意外な事でした。

 
五月病=ホームシック。五月病は繰り返すのか?
色々なキーワードが有りました。
「五月病の正体?」では、簡単に触れただけでしたので、

少しだけ補足させて頂きたいと思います。

 
木の芽時は、季節の変化による心身の変調。

五月病は、環境の変化による心身の変調。
どちらも、外部の変化が原因で起るのは確かですが、

最大の問題は、その変化に対応しきれずにいる自分自身の内面に有ります。

 
職場環境や、学校生活。

どんな環境に於いても1番大切なのは、その中での人間関係です。
どんな劣悪な環境でも、自分を理解してくれる同僚、友人、上司、先生が

一人でも居れば頑張れます。

逆に、どんなに楽な環境でも、嫌な人が居たり、

心を許す仲間が居なかったりしたら、楽しくありません。

 
その1番大切な人間関係。
1番最初に結んだのが「親子関係」です。

 
ブログタイトル「そのセルフイメージは、何処から?」や

「ネーミングとレッテル貼り」でも書きましたが、

私たちは物心ついてからずっと様々な情報に晒されています。

その最たるものが、両親からの情報です。
(特に、若い方に取っては。)

 
つまり、今現在の自分の人間関係における問題のひな型は、

親子関係から由来している場合が多いと言えます。
どうして、上手く場に溶け込め無いのだろう。

自分ってコミュニケーションを取るのが、下手だなぁ。
何て感じている自分が居るのなら、
自分と両親との関係、或いは両親の社会との関わり具合を一度、

ジックリと思い出して見て下さい。
モデルケースとなっているものが、何か思い当たるはずです。

 
でも、親元に在る時にはそれに気づきません。親自身も同じことです。
親元を離れて、始めて分かるのです。いろんなケースが在るんだなぁと。

いろんな人がいて、いろんな育ち方があるんだなぁと。

 
そして、戸惑います。自分の中の確信が揺らぎ始めます。

大丈夫か?私は…と。
そして、今まで慣れ親しんだパターンが恋しくなって来ます…。

 
ここまで書いてきましたが、興味のある方は、

上記2題のブログタイトル分と「自由自在という事」「ありのままで生きる。」

そして「雲の上の人になる。」も目を通して頂ければ有難いです。

 
「五月病の正体?」からの続きで、

私の子供も含めて若い方に届けることを念頭にしたためたつもりです。
何か一つでも心の「足し」になるものがあれば、幸いです。