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<やさしいエネルギーの真名井神社>
現象やはたらき≒エネルギー
と言う捉え方は鍼灸(東洋医学)の考え方と共通する部分が有ります。
鍼のツボの並び、流れを経絡と呼ぶのですが、
それが体表上に6×2(陰と陽)=12有ると言われています。
それぞれに肝や、腎などの各臓器の名前が当てはめられています。
その流れは夫々の臓器をまとい、全身へと分布しています。
例えば、肝経の経絡であれば肝臓をまとっている訳ですが、
肝臓の臓器そのものを表すだけでは無くて、
肝気と言って気(エネルギー)の流れや働きなんかも
ひっくるめて、そう呼ばれています。
肝気が滞っている、流れているとか虚か、実か。
みたいな感覚です。
その為、施術をする際にも気(エネルギー)の流れを感じる必要が生じます。
では、感覚を養うのにはどうしたら良いのでしょうか?
簡単に言えば、感じようとする事です。
すごく曖昧な表現ですが、これしか有りません。
人間の身体のセンサーは、受信器であると同時に発信器でも有ります。
どういう事かと言えば、何かを感じようと感受性を高めている時は、
知らず知らずに自分からもエネルギーを発信しているのです。
この事から考えると、つまり、感受性を高めようとするのであれば、
出力を上げたほうが良い。と言えます。
出した方が入りやすい。と言う訳です。
では、どうやって出力を上げるのか?
それは、リラックスして開放する事です。
そうすると、出やすいし、感じやすいのです。
いわば、エネルギーの受け渡し、エネルギー交換と言えるかも知れません。
エネルギー交換と言うと難しい事のように感じますが、
自然の中では、森林の木と人間とは、空気中の酸素と二酸化炭素を交換していますし、
滝場に行けば、+とーのイオン交換を行っています。
これも立派なエネルギー交換ですよね。
リラックスした状態で、無意識にふと感じること。
ああ、気持ち良いなぁ。
温かいなぁ。
自分と相手の差、違い。
エネルギー(気)交換を通して何かを感じる事を
「気づき」と呼ぶのかもしれません。