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前回の健ちゃんと康子さんの会話、どう思われましたか?
我々、哺乳類はおっぱいを飲んで大きくなります。
でも、それは赤ちゃんの間だけで、
長ずればそれぞれにカラダに合った食物を口にします。
それは、どの種も同じです。
そう、おっぱいは赤ちゃんの身体を作る為にのみ必要な成分なのです。
そして、それはその種ごとに特有のもので、
牛のおっぱいは牛の赤ちゃんの身体にとってのみ必要な栄養分なのです。
人間は、人間の。クジラはクジラの…。
人間のように他の種のおっぱいを口にしている動物は居ません。
人間は、生きて行く為に長い歴史の中で他の種の乳を消化し、
吸収して栄養分とする仕組みを
自分の身体の中で作り上げて行ったのです。
DNAに組み込んでいったと言っても良いと思います。
しかし、農耕民族である日本では
乳を原料にしたヨーグルトのような
酪農乳酸菌系の発酵食品は定着していませんでした。
DNAに取り込まれるという行為は、
何年間摂り続けたから、獲得するというものでは無く、
何世代も掛けて
というレベルのものなのです。
では、農耕民族である我々日本人にとって
乳製品は有益なものでは無いのでしょうか?