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己を知り、そしてコントロールする

自分自身を識るのは、何の為でしょうか?

 
それは自らをコントロールする為です。

 
それでは何故、

自らをコントロールする必要があるのでしょうか?

 
それは「健康な生活」を送る為に…です。

 

 

孫子の兵法の中に、
「彼(敵)を知り、己を知れば百戦殆うからず。」
という有名な言葉があります。

 
そしてこの言葉は、その後にこう続きます。
「彼を知らずして、己を知れば一勝一負す。

彼を知らず、己を知らざれば戦うごとに必ず敗る。」

 
相手のことを熟知し、自分自身のことも良く理解していれば負け知らず。

相手を知らなくても、自分自身を良く理解していれば悪くとも引き分けに。
相手のことも自分自身のことも理解しないまま戦えば必ず負ける。

 
つまり「勝敗」に於いては、

自分自身を識ることが何よりも大切である…というわけです。

 

 

このことは「健康」という面に於いても同じことが言えます。
彼(敵)を「環境」・「外的要因」と置き換えてみると

分かりやすいと思います。

 

 

健康を脅かす外的要因、

つまり自然環境や気候、社会的状況や対人関係、

はたまた何を食べるか?など

様々な「彼(敵)」のことを熟知し、

情報を得る為の努力ももちろん、

大切なことでは有るのですが、

何よりも自分自身の「心と身体」が、

今どんな状態にあるのかを正しく認識することが

「健康な生活」を送る上で何よりも重要なことである…と言えます。

 

 

そして、その上で自らをコントロールする役割を担うのが、

「自律神経機能」や「免疫機能」などの
生命維持機能にあたります。

 

 

次回に続きます。