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「自分自身のすべてを正しく識る。」
それは、自分の内面に目を向け、
そして自らを深く認識すること…なのですが、
では一体「自分自身」を識ることに
どんな意味があるのでしょうか?
自分が何者であるのか?
何処から来て、何処へと向かうのか?
そんな存在のルーツをたどる旅をしよう
というわけでは決してありません。
TVのコマーシャルで、
「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」
というフレーズが流れていました。
光学機器メーカー「オリンパス」のキャッチコピーです。
オリンパスは、一般的にはデジタルカメラが有名ですが、
もともとは顕微鏡メーカーとして創業し、
現在では内視鏡なども手がけていて、
医療事業と映像事業の二本柱で活躍している企業です。
医療事業や顕微鏡などのライフサイエンス事業は、
人間の「カラダ」を健康にする為に、
そしてカメラを手に表現する映像の世界は、
「ココロ」に感動を与える為に。
つまり、心と身体の両面から
人間の生活の質(QOL)の向上に寄与しますよ…
という意味合いがあるそうです。
「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」
なかなか良いフレーズですよね。
心だけでも駄目だし、身体ばっかりでも駄目。
両方をしっかり認識することが
人間(自分自身)のぜんぶを識ること…というわけです。
※人間の全部って言うのなら、
スピリット(魂)はどうなん?…って言いだすと、
それはそれでややこしくなるので、
ちょっと置いとくとして…。
次回に続く。