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無くして、気付くこと。

<以前のテント>          <遠景  ちょっとわかりにくい?>

<新しいテント>

 

 

1月20日から始

「えきにし商街」のアーケードの張替え工事が、

約2ヶ月かかってようやく完成しました。

 

 

以前は、オレンジだったテントの色が、

新しくなって今回は「白色」(アイボリー)に。

とても明るくなりました。

 
支柱の「焦げ茶色」(ダークブラウン)との組み合わせで

ちょっとお洒落な感じに仕上がりました。

 
それより何よりも、雨が降っても大丈夫になりました。

 
アーケードなんだから、

そんなことは当たり前なわけなんですが、

工事期間中にその「当たり前」の有り難みを

痛感することとなりました。

 
この冬は例年に無く、雨も雪もそして、風の吹く日も多く、

その度に表にある看板も、玄関マットも、

治療所の扉もびしょ濡れに…。

 
患者さんにも本当にご迷惑をお掛けしました。

 
開業以来、JRの駅から濡れずに歩いて来れるのが

「当たり前」に思っていたのが、

実はとっても「有り難い」ことだったんだ…と初めて気付きました。

 
無くして初めて、その有り難みに気付くことは、いろいろ有ります。

 
例えば、親の恩で有ったり、家族や連れ合いだったり…。
仕事やお金、地位や名誉かもしれません。
若さや体力、人によっては視力や聴力、

歯や髪の毛…なんて言う場合もあるでしょう。

 
何事も有って「当たり前」という訳ではありません。
維持する為には、其れなりの努力が必要です。

 
私たちの身体、「健康」についても同じことが言えます。

 
無くして初めて気付く…ことも時に必要ですが、

それよりもそうならずに済むことの方がよっぽど大切です。

 
その為には、先ず自分自身を正しく識ること、

そして感謝し務めること。

 
「気付く」よりも前に、先ず「気を付ける」こと。

 
それが何よりも肝腎である…と
私自身、「気付かされ」ました。