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寒暖差にご注意を。

全国的に昨晩から、一気に気温が下がってきました。

 
兵庫県でも、神戸や芦屋市内で
前日との差が、約マイナス6度に。

 
内陸部や日本海側の豊岡市などでは、

前日に比べて10度以上、下がった地域も有ったようです。

 
また、この時期は一日の間でも、

日中と朝晩の寒暖差が大きく、

服装も何を着て出掛けたら良いのか?
なかなか悩ましいところです。

 
今年は特に、一日の寒暖差が大きく、

また急激に冷え込む日が多いようです。

 
こんな年は、もみじの色づきが良く、

紅葉の発色がより鮮やかになります。

 
また、昼夜の寒暖差が大きければ大きいほど、

「りんご」の実は、より引き締まり、

糖度の高い甘くて美味しいものになります。

 
植物にとっては、そんな恵みを与えてくれる

「寒暖差」ですが、こと私たち、人間にとっては、

そんな良い事ばかりではありません。

 
気温差が5度(7〜8度※個人差有り)以上は、

身体にとっては危険サイン…とも言われています。

 
もともと、高血圧の方などは室内においても、

トイレや浴室などの温度差の大きい場所では、

脳梗塞や、心臓発作などのリスクが、高くなります。

 
また、寒暖差は自律神経の働きにも影響を及ぼし、

さまざまな症状を発症させる原因ともなり得ます。

 
近年では、「寒暖差アレルギー」と呼ばれる症状も、

よく耳にするようになりました。

 
次回からは、数回に分けて「気象病」の一つでもある

「気温の変化」が、もたらす症状の特徴や機序、

また、それに対する対処法、

食事や東洋医学的な考え方…などを

出来るだけわかり易く、書いていきたいと思います。