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自律神経と肩こりの関連性について以前書きましたが、
その中でも首の症状、
つまり「頚部の筋肉の過緊張」、「頚椎の可動性の減少」が
特に顕著なものだと言えます。
それは、症状を感知するセンサーの役割を担う、
・気圧の変化を感知する「内耳」
・自律神経をコントロールしている「視床下部」
・ホルモンの分泌をコントロールしている「下垂体」
この3つが全て「首から上」の頭蓋内に
存在していることと関連しています。
その頭蓋と身体(躯幹(くかん))を繋ぐ「頚椎部分」が
非常に重要なパーツとなる訳です。
逆に言えば「頚椎部分」が
過剰で、そして最もストレスがかかる部位である。
とも言えます。
その為に頚椎、
特に「環椎」、「軸椎」(頚椎1番、2番)と後頭骨の
位置関係を整えることは、症状を緩解させる上において、
最も大切な施術方法の1つと言えます。
それに、
・頭部の重みを支える役割の
「隆椎」(頚椎7番)。
・骨格筋で唯一、脳神経(副神経)の支配下にある
「胸鎖乳突筋」。
・その筋肉に関連する
「第一肋骨」、「側頭骨(乳様突起)」
のバランス(エネルギー的な)を調整することも、
重要なポイントとなります。
頚部以外の重要な調整ポイントについては、
また次回に。