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今年は、お正月の3が日とも穏やかで良いお天気でした。
我が家は、2日の日に毎年の恒例行事、
氏神様でもある芦屋神社へ初詣に行って来ました。
そして、翌日3日には芦屋神社とご縁の深い
出雲大社に参拝に出かけました。
芦屋神社の御祭神は「天穂日命(アメノホヒノミコト)」。
この天穂日命は、高天原族つまり天皇家の祖である、
天照大御神(アマテラスオオミカミ)の第2子とされています。
高天原から地上に降り立ちこの地を統治しようとする天孫降臨に先立ち、
すでにこの地を支配していた出雲の大国主命(オオクニヌシノミコト)に
国を譲るようにと交渉役に選ばれたのが、天穂日命。
ところが、大国主命の元へ行くとその人柄に惹かれて、
ついには使命を忘れてその地に住みついてしまいます。
天照大御神は、次の使者として
経津主命(フツヌシノミコト)と建御雷神(タケミカズチノカミ)を
出雲に派遣します。
その後、色々なやりとりがあって
無事、国譲りが成立するわけですが、
2度目に交渉役になったフツヌシは香取神宮、
タテミカズチは鹿島神宮の御祭神になり、
国譲りの際に敗れた建御名方命(タテミナカタノミコト)は、
信濃に逃れ諏訪大社の御祭神になっています。
では、そのまま残った天穂日命はどうなったのでしょうか?
国譲りが成立した後、大国主命の大神殿を築き、
自ら祭主となって鎮めた…とされています。
つまり、その大神殿が今の出雲大社で、
宮司である出雲国造家(千家)がその子孫にあたるというわけです。
芦屋神社は、高天原から出雲に向かう途中この地、
天神山に天降った場所に建てられた神社とされています。
天神さんである菅原道真も天穂日命の子孫とされていて、
同じく芦屋神社に祀られています。
芦屋神社と出雲大社の深〜いご縁を感じながら、
二拝四拍手一拝させていただきました。
<旧大社駅>