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腸がストレスに弱い…と書いてきましたが、
そのストレスによって混乱を起こす張本人が、
自律神経です。
自律神経は、脳のほぼ中央にある視床下部に中枢を置き、
交感神経と副交感神経という2系統のラインを
全身に張り巡らせています。
腸などの臓器は、筋肉などとは逆で、
交感神経がブレーキ役となって活動を抑え、
副交感神経がアクセル役となって、
その働きを促進させます。
つまり、ゆったりとリラックスしている時に
内臓の働きが活発になるというわけです。
交感神経と副交感神経のバランスが取れている時は、
問題は無いのですが、
過度なストレスや緊張を長時間強いられたりすると、
交感神経が優位となり、腸の働きが悪くなります。
その最たるものが睡眠不足です。
それは腸は、睡眠中によく働くからです。
不規則な生活が慢性化すると、ストレスが溜まります。
また、食生活の乱れから腸内環境のバランスが崩れてきます。
生活のリズムを改善為せるためには、
まずは毎朝決った時間に早く起きて、
朝日を浴びて「体内時計」をリセットすることから始めましょう。
その後、しっかりと朝食を食べることで
腸が刺激されて、排便が促がされやすくなります。
早朝に体内時計をリセットすると
自動的に14〜16時間後に眠気が高まり、
決った時刻に眠れるようになります。
良い腸の状態は、良質な睡眠から…。
日々の早起き早寝で、
生活のリズムを正常化するように心がけましょう。