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腸内環境の改善には、
食事に気をつけることと共に、
日常のちょっとした運動を心がけることも大切です。
お腹が硬く緊張している人は、
腸の状態も健康とは言えない場合が多いからです。
また、腹筋が極端に弱すぎると、
便を外に押し出す力が弱くて便秘になりやすいのです。
ご自分ででも、お腹の硬さをチェックしてみて、
硬いところを温めたり、軽く押さえてみて下さい。
※あまり強く押さえたり、揉んだりすると
気分が悪くなったりするので、注意して下さい。
そして、次にお腹を大きく凹ませたり、
膨らませたりする動きを
交互に行う深い呼吸法を行ないます。
つまりは、腹式呼吸のことですね。
力まずにゆっくり大きく、そして深く行うことで、
日頃のストレスなどで興奮している交感神経の活動を抑えて、
腸の働きを活発にさせる副交感神経が優位となります。
椅子に腰掛けた状態でも構いませんが、
最初は仰向けで寝た状態で、
足は肩幅に開き膝を曲げて立てた状態にします。
両手をお腹に添えて、
先ずは口から息を吐き出してお腹を凹ませます。
吐く時は、出来るだけゆっくりと。
吐ききったら、鼻から息を吸ってお腹を膨らませます。
これを5〜10回繰り返します。
腹式呼吸が終わったら、
お腹のこわばりや骨盤まわりのストレッチをして筋肉を緩め、
簡単な筋トレをして適度に刺激をしていきます。
ターゲットとなるのは、体幹の深層にある筋肉、
いわゆるインナーマッスルです。
なかでも骨盤の中を通る
「腸腰筋」が重要なポイントとなります。
続きます。