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火(ひ)にかける

昨日は、全国的に寒波の影響で、

真冬並みの寒さに逆戻りしたような一日でした。

 
六甲山でも2cmの積雪があり、

芦屋川から臨んでも、奥の方の山が

真っ白になっているのが、見て取れました。

 
気温は冬に逆戻りでも、服装の方はそうもいかず、

カイロを貼って何とかしのいだ…という方も多かったようです。

 
こんな身体が冷える日は、

「温かいもの」が欲しくなります。

 
そこで、「体質改善その1」として、

食材を「火」にかける=加熱処理する…
というお話を。

 

 

食材にも拠りますが、

「生」のまま食べると身体を冷やす…ということは、

一般的によく知られた事柄です。

 
生のお魚を使う「お寿司」も

寒い時期は、売り上げが多少落ちます。

(それをカバーする為、考えられたのが

「節分の恵方巻き」なんですが…。)

 

 

そこで、煮たり焼いたりと、加熱することで

「陰性」から「陽性」へと変化させるわけです。

 

 

ここで、「加熱」するとひとくちで言っても

様々な方法が考えられます。

 

 

直接、「直火」にかける以外にも

焼く、炒める、揚げる、蒸す、茹でる、炊く、煮る…

などが挙げられます。

 
火にかける方法でも、

網焼きもあれば、バーナー、炙り、

グリルやオーブン、鉄板、陶板、フライパン等々の

器具を媒体にする方法もあります。

 

 

しかし、様々な調理法も

「熱の種類」に依って分類すると、

大きく2つに分けられます。

 

 

それは、「乾熱」と「湿熱」です。

 

 

焼く、炒める、そして「油」を使う、揚げる…が

「乾熱」になります。

 
そして、蒸す、茹でる、炊く、煮る…などの

「水」を媒体にして加熱するのが、

「湿熱」になります。

 

 

では、この乾熱と湿熱とでは、

どちらがより「陽性」へと体質改善させてくれるのでしょうか?

 

 

次回に続きます。