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月別アーカイブ: 2015年4月

根本療法?

症状を抑えること、症状の原因となる物質

(細菌やアレルゲンなど)に対処し、抑制する…ことは、

実際に必要な処置であり、

非常に重要でかつ、有効な治療法です。

 
しかし、「根本療法」ということになると、話は別です。

 

 

根本的に症状を改善される為には、

その方の食生活や生活習慣、生活環境、考え方などの

「ライフスタイルの見直し」も含め、

再び症状が発症しない身体づくり、

つまり「体質改善」といったものも必要となってくるからです。

 

 

「アレルギーマーチ」という言葉をご存知でしょうか?

 
アレルギーの症状が、

年齢とともに変化していくことを指します。

 
その様子が、アレルギーが行進している様に変わっていくので、

「アレルギーマーチ」と呼ばれています。

 

 

例えば、乳児から幼児にかけて

アトピー性皮膚炎の症状が出たとします。
すると、小学校に入るころには気管支喘息が発症し、

さらに思春期が過ぎるころには、

花粉症になるといった具合です。

 

 

アトピー性皮膚炎には、内服薬を飲み、塗り薬を塗り、

また喘息には、吸入や飲み薬を、

花粉症には○○を…。といった具合に、
それぞれの症状に対する治療を処方して貰って、

その時々の症状を抑える為の治療を行っています。

 
しかし、実際にはアレルギー疾患の免疫反応は、

ただ一つだけなのです。

 
根本的には、「アレルギー体質」を改善しなければ、

治癒したとは言えないのです。

 

 

続きます。

アトピーは、アレルギーでは無い?

先日、アトピー性皮膚炎についての

新しい、そして革新的なある研究結果が発表され、

各方面で話題となっていました。

 
それは、アトピー性皮膚炎は従来考えられてきたような

「アレルギー疾患」では無い…というものです。

 
アメリカの国立衛生研究所と、

慶応大学などのグループが発表した内容によると、

アトピー性皮膚炎は、

皮膚の表面で複数の「細菌」が、

異常に増殖することで起こるものである…というのです。

 
アトピー性皮膚炎を発症する特殊なマウスを使って、

皮膚の表面を調べたところ、

症状が出てくると同時に、

「黄色ブドウ球菌」と「コリネバクテリウム」という

2種類の細菌が、異常に増えてくるのを突き止めました。

 
このため抗生物質を投与して、

細菌が増えないようにしたところ、

マウスはアトピー性皮膚炎を発症しなくなり、

逆に抗生物質の投与を中止すると、

2週間ほどでまた、アトピー性皮膚炎を発症したというのです。

 
つまり、これまでアレルギー疾患だと考えられていた

アトピーの原因が、実は「細菌」だった…という

従来の認識を根底から覆すような研究結果が得られた…というのです。

 
この結果は、

長年アトピー性皮膚炎に悩む方々にとっては、朗報であり、

またアトピー性皮膚炎の根本的な治療法の開発に繋がると

大いに期待される…と記事にはそう記載されていました。

 

 

が、果たしてそのまま額面通り受け取っても、

大丈夫なものでしょうか?
少なからず疑問は、残るような気がします。

 

 

本当に細菌がアトピー性皮膚炎の「原因」と言えるのか?
他の何らかの原因の「結果」とは考えられないのか?
そもそも何故、細菌が異常繁殖するのか?
その「原因」は?
はたまた、抗生物質で抑える治療法が、

「根本治療」と呼べるのか?
などなど…。

 

 

続きます。

明日は、選挙です。

明日、4月26日の日曜日は統一地方選挙の後半戦。

 
芦屋市でも、市長選挙と市会議員選挙が

同時に施行されます。

 
12日の兵庫県議会議員選挙は、単独立候補ということで、

結果的に無投票で、議席が決まってしまいました。

 

 

4年に1度しか無い投票の機会を、

こういった形で失ってしまったのは、

何とも残念で複雑な感じがしました。

 
それで…というわけでは無いのですが、

今回は既に期日前投票を済ませてきました。

 

 

今回の選挙では、芦屋市に限らず

全国的に「無投票」での当選が多かったようです。

 
また、投票が行われた市町村でも、

全般的に投票率が低く、

50%を割り込んだ地域もかなり有ったようです。

 

 

選挙というよりも、政治に対して

無関心、あるいは無気力な層が

増えてしまったのでは?と危惧します。

 

 

確かに芦屋市でも、これと言った大きな争点は無く

(それはある意味、良いことなのですが…。)
大勢立候補されている方の中から、

誰を選んだらベストなのか?が分かりにくいのは確かです。

 

 

でも、だからと言って棄権するのは

本当に「もったいない」ことです。

 

 

明日は、幸いお天気も良いみたいですから、

散歩がてら是非投票所に足を運んでみて下さい。

脂肪と糖の誘惑

アレルギー体質や、陰性体質の方の

体質改善の為に3つの「ひ」…ということで、書いてきましたが、

今日は逆に、摂り過ぎると良くない食品についてのお話です。

 
陰性体質の方が、摂り過ぎると良くないもの…

それは、甘いもの、冷たいもの、身体を冷やすもの、

刺激物、アルコール類、
インスタントや加工食品、添加物などの化学物質、

そして酸化した油など…です。

 

 

冷たいものを食べると、

身体を冷やすのは当然ですが、

それ以外の「身体を冷やすもの」とは

具体的にどんなものでしょうか?

 
それは、ジュース、ケーキなどのスイーツ類やフルーツなどです。

 
フルーツでは特にキウイ、マンゴー、バナナ、パイナップルなど、

南の地方で採れたものが、それに当たります。

 
また、トマトやキュウリ、ナスなどの、

いわゆる夏野菜も身体を冷やす食材になります。

 

 

それは、基本的に気温の高い南の地方や、

夏の時期に採れるものは、

それを食べた人の体温を下げる働きがあるからです。

 

 

その為に、どの食材も甘くて水分がたっぷり含まれています。

 

 

そう、甘いものも身体を冷やします。

特に、白砂糖は陰性食材の代表とも言えます。

 

 

そして、アルコール類もそうです。
アルコール類は、日本酒やワインなど、

ほとんどが発酵、醸造食品だし、

飲めばほんのりと身体が温かくなるのに、

どうして良くないの?という疑問が湧いて来ると思います。

 
これは、「摂り過ぎると良くない」もので、

「摂ってはダメ」ということではありません。

 
アルコールの摂り過ぎると、

身体を温めますが、急激に体温を放出し、

却って身体を冷やしてしまいます。
アルコール度数が高いほど、

その傾向が強くなります。

 
東洋医学で言うところの

「陽極まれば陰となす。」に当たります。

 
同じような理由で、動物性の油脂もそうです。

 

 

いずれの食品も「摂り過ぎ」には、注意したいものです。

 

 

しかし、「特保のお茶」のCMにもある様に、

「美味しいものは、脂肪と糖で出来ている。」のです。
(タンパク質もそうですが…。)

 
身体に良くないと知りつつも、

いや、分かっているから尚更、

誘惑に負けて食べ過ぎ、飲み過ぎてしまうのが、

「人情」というものです。

 

 

先ずは、何を食べるか?食べないか?の前に、

如何に自分自身をコントロールするか…が試されています。

日(ひ)をかさねる

ダイエットと並んで、女性の方々が最も興味があるのが、

アンチエイジングではないでしょうか?

 
服装や髪形、お化粧の仕方など、見た目もさることながら、

出来れば細胞の一つ一つまで、

年齢を感じさせたく無い、若返りたいと切望されているのでは?

 
そんな方にピッタリなのが、「エイジング」食品です。

 
東洋医学で言うところの「陰陽」のカテゴリーで、

「時間」は「陽」となります。
そして「陽」のエネルギーは、活動的で求心的です。

 
つまりは、エイジング食品を摂ることで、細胞を活性化し、

お肌を引き締める効果が期待出来る…というわけです。

 

 

ては、エイジング食品とは

具体的にどの様なものを指すのでしょうか。

 

 

それは、時間や日数をかけて、熟成された食品、

つまり「発酵」「醸造」食品のことです。

 

 

発酵食品で、先ず思い浮かぶのが、

ヨーグルトやチーズなどのいわゆる乳酸菌食品です。
クリームチーズ、発酵バター、

サワークリームなんかもそうですよね。

 
乳製品以外にも、まだまだ沢山の発酵食品があります。

 
調味料でいうと、醤油、味噌、豆板醤、

コチュジャン、テンジャン、チョングッチャン…
※韓国味噌、いろいろ種類がありますね。

韓国の女性の肌がきれいなのに関係があるのかも?

 

 

あと、醸造酢、ヴィネガー、バルサミコ酢、

塩こうじ、ナンプラーなど。

 

 

漬物で、タクアン、キムチ、ぬか漬け、ピクルスなど。
※漬物でも、浅漬けや千枚漬けなんかは、

発酵食品ではありません。

 
サワークラフト、メンマ、それに納豆も発酵食品です。

 

 

動物系だと、かつお節、アンチョビ、イカの塩辛、鮒寿司、
あと、サラミ、ペパロニなんかもそうです。

 

 

パンも発酵食品ですし、

日本酒、焼酎、ビール、ワイン、泡盛、マッコリなどの

アルコール類も発酵、醸造食品と言えます。

 

 

まあ、アルコール類は量が過ぎると、

却ってカラダを冷やして陰性に傾いてしまうので、

注意が必要ですが…。

 

 

続きます。

体質改善は、腸の改善から

東洋医学では、

父母から受け継いだ体質を「先天の精」と呼び、

「腎」に宿るとされています。

 
そして、長じてからの体質を左右するのが

「後天の精」と呼ばれるもので、

飲食物が「脾胃」の働きで化成したものを指します。

 
つまり、持って生まれた体質は
「何を食べるか」によって変化する…と言えます。

 
そして、その飲食物を消化吸収する「腸」の働きが、

健全かどうかが、大きなポイントとなります。

 

 

「腸は第二の脳」と呼ばれるくらいに多様な働きを持ちます。

 

 

免疫は、「病気から身を守る生体防御の仕組み」と

定義されていますが、その仕組みの一端を担う

白血球(免疫細胞)の約70%が

小腸の内壁に集結していると言われています。

 

 

また、病気の原因の多くが、

「ストレス」に起因している…とされていますが、

このストレスの解消に有効と言われているのが、

「セロトニン」という脳内の神経伝達物質です。

 
このセロトニンの95%が、実は
腸のぜん動運動とともに分泌されています。

 

 

つまり、腸の働きは単に消化吸収し、

便を排出する…というだけで無く、

腸管は人体最大の免疫機関であると同時に

多数の免疫細胞が働く生体防御の最前線とも言えるのです。

 

 

その為、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状や、

ストレスが原因の様々な症状、

うつ病などのいわゆる「心の病」など…が

腸内環境を整えることによって

改善される可能性が期待出来ます。

 

 

では、その腸内環境を整えてくれる食べ物とは、何でしょうか?

 

 

代表的なものが、「食物繊維」と

乳酸菌を主体とする「発酵食品」、

「熟成食品」など…になります。

 

 

続きます。

陽(ひ)にあてる

健康な生活を送るために、

直接太陽の光を浴びることも必要ですが、

たっぷりとお陽さまにあたった食材を選んで、

食卓に上げることも大切なことです。

 

 

体質改善に3つの「ひ」。
2つ目の「ひ」は、「陽(ひ)」。

 
つまり、太陽の光にあたった食材を食べましょう…

ということになんですが、

何も真っ赤に色づいたトマトや、
「太陽の果実」マンゴーやキウイを食べると良いですよ…

というわけでは、ありません。

 

 

この場合の「陽」は、天日干しした食材、

いわゆる「乾物」全般のことを指します。

 

 

保存食として重宝される「乾物」ですが、

その保存性もさることながら、

栄養価に於いても「生食」よりも高いものがあります。

 
天日干しすることによる殺菌、消毒効果が期待出来ますし、

何よりも香りや旨みといった「風味」が増します。

 
余分な水分がとんで、

ビタミン、カルシウム、鉄分といったミネラルや

食物繊維などの栄養素が、ギュッと濃縮されます。

 

 

例えば「干し椎茸」は、日光にあたることによって、

ビタミンDが生の椎茸の約10倍になりますし、

食物繊維が豊富な大根は、

「切り干し大根」にすることにより、容量(かさ)が格段に減り、

多くの量が食べられることが出来て、

便秘などにより効果があります。

 
また、凍り豆腐や凍み豆腐とも言われる「高野豆腐」、

「干し柿、干しぶどう」、「ドライフルーツ」などもそうです。

 

 

野菜、豆類、果実以外でも、

「昆布」、「ヒジキ」、「海苔」、

「煮干し」、「スルメ」などが挙げられます。

 

 

しかし、いずれの食品(乾物)も、温風や熱処理で、

ただ水分をとばして乾燥させるだけ…

では意味がありません。

 

 

体質改善の為には、

食材を陽(ひ)にあてる=「天日干し」することによって、

お陽さまの恩恵を身体に取り入れること…が

最も重要なポイントとなります。

 

 

次回は3つ目の「ひ」、「日」をかさねる…です。

お陽さまの恩恵

お陽さまのチカラは、偉大です。

 
動物も、植物も、はたまた目には見えない微生物までも、

地球上のありとあらゆる生き物は、

何らかのカタチで太陽の恩恵を受けています。

 
もちろん、私たち人間もそうです。

 
私たちの身体は、太陽光を浴びることで

ビタミンDを生成し、カルシウムの吸収率を高めて、

骨を丈夫なものにしています。

 
そして、このビタミンDレベルが最適な高齢者の方は、

低い方と比べると認知機能障害のリスクが半減する…

と言われています。

 
また、太陽の光が脳の活動を活発にし、

体内時計の調整を行う役割も担っています。

 
そして何よりも、お陽さまのもとの日向ぼっこは、

ほっこりとして良い気分にしてくれます。

 
それは、人に穏やかな感情を与えてくれる作用がある

「脳内物質」のセロトニンが、

太陽の光を直接浴びることによって、

その分泌量が増加する為です。

 
そして、このセロトニンの分泌が

「うつ病」の予防に効果がある…という結果が出ています。

 

 

私たちの健康な生活に何かと関連のある「お陽さま」ですが、

逆に日の光に当たる時間が少なくなると、

様々な症状を引き起こす可能性があります。

 

 

その一つが、「骨粗しょう症」や「認知機能障害」などです。

 

 

また、体内時計の調整が上手くいかなくなり、

生活のリズムが乱れると体調不良や、

自律神経の失調などを引き起こします。

 

 

睡眠の質が低下し、

場合によっては「不眠症」になったりもします。

 

 

また、日照時間の少ない雪の多い地域や、

日当たりの悪い部屋、

あるいは日中ほとんど外出しない…などの場合に、

「冬季うつ病」と呼ばれる症状が現れることもあります。

 
それは、
・身体がだるく、憂うつな気分になる。
・睡眠時間が長くなる。
・寝ても寝ても、寝たりない。
・集中力が無い。
・甘いものが無性に食べたくなる。
・ごはんやパンなどの炭水化物が欲しくなる。
など…が特徴です。

 

 

でも、「冬季うつ病」と言われるように

明るい日差しが差し込む「春」になると、

大抵の場合は寛解してくれます。

 

 

それだけ、お陽さまのチカラは偉大なのです。

 

 

続きます。

乾熱と湿熱

前回、食材を加熱調理する際の「熱」の種類には、

「乾熱」と「湿熱」の2つがある…というお話をしました。

 

 

乾熱とは、食材に含まれている「水分」を奪いながら、

加熱する調理法のことで、「脱水調理法」と呼ばれます。

 
焼く、炒める、揚げる調理法がこれに当たり、

調理温度は100℃を超えます。

 
湿熱は、食材に「水分」を加えながら、

加熱する調理法のことで、「加水調理法」と言います。

 
蒸す、茹でる、炊く、煮る調理法がこれに当たり、

調理温度は100℃を超えません。

(圧力鍋は、例外です。)

 

 

以上のことから考えると、加熱温度が高く、

「陰性」の水分を奪う脱水調理法である「乾熱」の方が、

より「陽性」になり易い…ように思えますが、

実は必ずしもそうとは言えないのです。

 

 

理学療法科学学会が2010年に発表した論文では、

人体を熱エネルギーで刺激する「温熱療法」の内、

「乾熱式」(電熱式)のホットパックと、

「湿熱式」のホットパック

(加湿器で蒸したシリカゲルやベンナイト入りの袋)

とを比較した場合、「筋硬度」が、
湿熱式の方が乾熱式より有意に低下した…

という結果が得られています。

 

 

湿熱の方が、

より筋肉を軟らかくし、血管を拡張させる…というわけです。

 
つまり、湿熱の方が生体への熱伝導が大きいのです。

 

 

これは何故かと言うと、

生体では含水率の高い組織ほど加温され易く、

深部の筋組織まで伝導するには時間がかかる為です。

 

 

身体が凍えるような寒い日は、

ストーブや暖炉の「火」が直ぐに熱を伝えてくれますが、

そう長くは立ってられません。
そして、その場を離れるとすぐに冷えてしまいます。

 
その点、「温泉」なら長く浸かれることが出来て、

上がった後もポカポカと温かさが持続してくれます。
身体の「芯」まで温もった感じがします。

 

 

つまりは、「湿熱」の方が「乾熱」よりも

熱伝導という点に於いてはより「陽性」となる…と言えます。

 

 

そういうことから考えると、

お肉なんかはミンチにして先ず表面を加熱した後に、

オーブンにかけて、その上で長時間ソースで煮込んだ

「煮込みハンバーグ」などは、超陽性な代物だと言えるでしょう。
(お肉料理が、体質改善に「適」かどうかは別として…ですが。)

 

 

次回は、「陽(ひ)」について…です。

火(ひ)にかける

昨日は、全国的に寒波の影響で、

真冬並みの寒さに逆戻りしたような一日でした。

 
六甲山でも2cmの積雪があり、

芦屋川から臨んでも、奥の方の山が

真っ白になっているのが、見て取れました。

 
気温は冬に逆戻りでも、服装の方はそうもいかず、

カイロを貼って何とかしのいだ…という方も多かったようです。

 
こんな身体が冷える日は、

「温かいもの」が欲しくなります。

 
そこで、「体質改善その1」として、

食材を「火」にかける=加熱処理する…
というお話を。

 

 

食材にも拠りますが、

「生」のまま食べると身体を冷やす…ということは、

一般的によく知られた事柄です。

 
生のお魚を使う「お寿司」も

寒い時期は、売り上げが多少落ちます。

(それをカバーする為、考えられたのが

「節分の恵方巻き」なんですが…。)

 

 

そこで、煮たり焼いたりと、加熱することで

「陰性」から「陽性」へと変化させるわけです。

 

 

ここで、「加熱」するとひとくちで言っても

様々な方法が考えられます。

 

 

直接、「直火」にかける以外にも

焼く、炒める、揚げる、蒸す、茹でる、炊く、煮る…

などが挙げられます。

 
火にかける方法でも、

網焼きもあれば、バーナー、炙り、

グリルやオーブン、鉄板、陶板、フライパン等々の

器具を媒体にする方法もあります。

 

 

しかし、様々な調理法も

「熱の種類」に依って分類すると、

大きく2つに分けられます。

 

 

それは、「乾熱」と「湿熱」です。

 

 

焼く、炒める、そして「油」を使う、揚げる…が

「乾熱」になります。

 
そして、蒸す、茹でる、炊く、煮る…などの

「水」を媒体にして加熱するのが、

「湿熱」になります。

 

 

では、この乾熱と湿熱とでは、

どちらがより「陽性」へと体質改善させてくれるのでしょうか?

 

 

次回に続きます。