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治療所の待合室にある「幸福の木」。
開院から20年間、ずっと同じ場所に鎮座ましましています。
その幸福の木に花が咲きました。
10年目に初めて咲いてから、その後3年連続で
治療室全体をむせ返るような甘い香りで、
いっぱいに満たしてくれていたのですが、
それからしばらくの小休止。
それが今年6年ぶりに思い出したように…。
幸福の木は熱帯アフリカ原産の夜行性(?)植物。
夕方6時過ぎから咲き始めて、夜中いっぱい開いて、
翌朝にはもう閉じています。
なので、午前中の診療時間中には、
花が開いているのを見ることができませんが、
その甘い香りだけは楽しむことはできます。
久しぶりのブログ更新になります。m(_ _)m
今年は、8月11日(木)「山の日」〜8月15日(月)迄を
お盆休みとさせて頂きます。
今年から「山の日」なる祝日が、お盆前に唐突に出現して、
はてさて、どうお休みを取ろうか?
少しばかり頭を悩ませました。
2年前に、「海の日」が有るのに「山の日」が無いのはおかしいと、
日本山岳会や自然保護団体の働きかけで制定に到った訳ですが、
その趣旨はこうなっています。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。」
確かに国土の2/3を森林で覆われている日本の国民としては、
その恩恵に感謝し、思いを馳せる日を設ける事は
必要では有ると思うのですが、
それが何故8月11日なのかは判然とはしません。
国民の休日を増やす為…ということならば、
子供達にとっては元々、夏休みで
あまり関係無いような気がしますし…。
どうせなら、休日の無い「6月の第何週かの月曜日」に
して貰った方が有り難みが感じられたのに…。
なんて勝手なことをつらつらと書き込んでいますが、
当院のお盆休みは、
その「山の日」8月11日から15日迄となっています。
よろしくお願い致します。
今日は12月29日、
今年も残すところ、あとわずかになりました。
杏林堂鍼灸整骨院も、
今日が本年最後の施術となります。
一年の最後の最後、大晦日の夜になると、
あちらこちらのお寺から鐘の音が聞こえてきます。
年越しの風物詩である「除夜の鐘」です。
近年では、カウントダウンイベントが大流行りですが、
除夜の鐘の場合は、
ただ108の数を数えるだけの行事ではありません。
人間の煩悩の数だとされる108の数だけ鐘をつくことで、
欲望を断ち切り、罪を消してくれる効果があるとされています。
元々は、鎌倉時代に中国から伝わった風習で、
当初は毎朝夕に鐘を108回ずつ鳴らしていたようです。
108あると言われる人間の煩悩。
煩悩とは、人間の心が生み出す欲望や迷いのこと。
それなら、とても108じゃあ足りないのでは?
なんて思ったりもしますが、
仏教の教えでは先ず、
人間が持つ6つの感覚(六根)、
つまり「眼」(視覚)、「耳」(聴覚)、「鼻」(臭覚)、
「舌」(味覚)、「身」(触覚)、「意」(知覚)には、
それぞれ3つの状態(三不同)があり、
「好」(好き)、「平」(普通)、「嫌」(嫌い)
またその状態には、2つの程度(程度二種)があって、
「染」(穢れる)、「浄」(清める)
これらが3つの時空(三世)にわたって存在する。
「過去」、「現在」、「未来」
とされています。
つまりは、感覚、感情、程度、時空の
6×3×2×3=108 というわけです。
108の煩悩とは、正確に言えば
無限に存在する欲望や迷いを
108に分類してみました…ということになります。
人間生きていれば、様々な煩悩が生じて当然です。
欲望が全く無くなったら、生存することすら叶いません。
そんな煩悩を大晦日の除夜の鐘で
一旦リセットして、新しい一年に備えましょう。
来たる年こそは、
心も身体も健康で過ごすことが出来ますようにお祈りいたします。
今年も一年間ありがとうございました。
新年は、5日(火)より平常通り施術させていただきます。
では、皆様よいお年をお過ごし下さい。