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唾液腺は「噛む」ことで刺激されるのですが、
私たち現代人は固いものをしっかり
よく噛む回数が減ってきています。
そこで唾液腺をマッサージして刺激し、
唾液を出しましょう…というわけです。
唾液腺は、唾液のいわば「スイッチ」。
軽く押すだけで反応して唾液が出てきます。
唾液腺によって出る唾液の種類や比率が異なりますが、
先ずは唾液量全体を増やすことが大切です。
食前に行うと、食事が美味しく感じられて
より噛む回数が増えます。
唾液腺は、顎のまわりに3つあります。
⑴耳下腺(じかせん)
舌でほっぺたの内側を舐めたときに、
奥から2〜3番目の歯の横に少し突起したものを
舌の先に感じることができると思います。
これが耳下腺です。
ここから出る唾液の大部分はサラサラで、
美肌成分のパロチンも含まれています。
唾液量全体の25%が出ます。
⑵顎下腺(がくかせん)
唾液の約70%が出ます。
舌の奥にある唾液腺で、唾液を最も多く分泌します。
顎の先とエラの部分のちょうど真ん中あたりから
首に向かったところの軟らかい場所にあります。
大部分がサラサラですが、
ネバネバ唾液も多少分泌されます。
⑶舌下腺(ぜっかせん)
量は少ない。
舌の裏側の付け根にあり、ネバネバした唾液を出します。
ネバネバ唾液にはムチンが含まれていて、
細菌をからめ取ったり粘膜を保湿する効果があります。
以上が唾液腺の種類です。
具体的なマッサージの方法は、次回に…。